2009年08月31日

久々の独奏(その3・本番)

昨日8月30日、姪Cの結婚式でした。
その披露宴、コジューローにとっても久々のギター独奏披露演となりました。

昨日は衆議院総選挙の投票日でもありました。
コジューローは2日前に不在投票を済ませてありました。
選挙の結果は、まあマスコミで予想されていた通りの結果で、政権交代という事態になりました。

 ここで一言言っておきたいのですが、いったい本当に自分で良く考えて投票した人がどれだけいるだろうかという事です。マスコミの政権交代キャンペーンにのせられて投票した人が非常に多いであろうと思うのです。
 その政党が、どういう考えの基に、何をしようとしているのか、きちんと調べて、自分なりに良く考えて投票しているならば、あのような大差になるはずがないのです。いや、○○党に入れるなと言っているのではありません。多くの人がマスコミの意図的な偏った報道にのせられたという事実を言っています。
 これは危うい事です。マスコミが嘘の報道をするとは、あえて言いませんが(そのふしもあると思っていますが、ここで断言はしません。)、自らに都合の良いこと悪いことを平等に取り扱うことはありません。都合の良いことはどんなに些細なことでも取り上げ、都合の悪いことはどんなに重要なことでも報道しないという事を当たり前にします。報道するニュースを選ぶ自由は当局側にあるので、これは仕方のないことでしょう。(モラル的にどうかとは思いますが‥)
 結果そのメディアの報道は偏ります。しかしそのメディアの報道が偏ったとしても、別のメディアではそれと全く反対の報道があってしかるべきです。政権交代を煽るメディアがあるとすれば、政権維持を訴えるメディアも当然それと同じくらいあるのが自然です。ところがマスコミはこぞって政権交代を示唆してきました。これはどういう事なのでしょう。マスコミがおかしくなっていると考えざるをえません。
 政権交代が良いか悪いかは別にして、マスコミの操作によりこれが実現したという事態は、由々しき問題と考えます。

 選挙の結果がマスコミの予想通りの大差となり、いくらなんでもそんなに大差にはならないだろうと思っていたコジューローは、少なからずショックを受けました。政権交代が起こったとしても、日本人のバランス感覚からすれば、そんなに極端な結果がでるはずがないと考えていたからです。
 マインドコントロールが問題になった時がありましたが、日本人が皆、マスコミによる集団マインドコントロールにかかった気がしました。

え〜、前置きにちょっと書くつもりの選挙結果の話しが、例によって長くなってしましました。

ここからコジューローのギター独奏の話しです。


いや〜〜! 緊張しました。

やっぱり3年のブランクは大きいです。
この日、朝から演奏の終わるまで、ずっと落ちつきませんでした。

 結婚式が始まるのが10時でしたので、コジューローは1時間前の9時に会場に着きました。演奏の際のセッティングの打ち合わせを会場スタッフの方とするためです。会場の「茅ヶ崎迎賓館」は、茅ヶ崎の海岸沿いにある、南国リゾート風のウエディング会館です。大きくはありませんが、チャペルも宴会場も正面が大きなガラス張りで、海が一望できる素敵な会館です。

 親族控室で一息いれてから、スタッフの方の案内で楽器を持って披露宴会場へ行きました。演奏する場所、イスの配置、マイクの配置を決め、実際に音を出します。裏ではPAの調整をして下さっているようです。ちょっと小さいような気もしましたが、スタッフの方にこんなもんですか?と確認して、後はお任せすることにしました。一通り通して演奏しておいたので、解って頂けたものと判断しました。実はこれが間違いだったのかも知れません。

 コジューローの出番は披露宴の終わりの方でしたので、披露宴の途中ちょっと抜け出て調整したい旨スタッフの方に告げ、部屋を用意して頂きました。姪Cの話では控室は沢山あるから大丈夫との事だったのですが、実際は話しが通ってなく、自分で交渉して用意して頂きました。部屋自体はやはり沢山あるようです。

 チャペルでの挙式、フラワーシャワー、記念撮影、親族紹介と進み、漸く披露宴です。披露宴開始が11時で終了予定が13時半ですので、コジューローの出番は13時ごろと思いましたが、進行状況が良く解りません。コジューローは非常に落ちつかない状態で、出される料理の味もよく解らず、もちろん披露宴を楽しむ余裕なんて微塵もありませんでした。
 頃合を見計らって、司会者の所へ行き、理由を話して進行を教えてもらうことにしました。司会の方と話していると先のスタッフの方も来て、退出するタイミングと入りのタイミングを教えてくれました。

 控室で指慣らしをして少し落ちつきました。もうこれくらいでいいだろうと思い、直ぐにでも出来るように楽器を持って、会場の自分の席に戻りました。ところが自分の席に着いた途端、また落ちつかない気分になってきました。気を落ち着かせようとその場で深呼吸をくり返すのですが、なぜか息を吐く段になるとゲップが出てしまいます。なんなんだこれは〜?!
 深呼吸の他にも、呼吸を数えたり、心のストレッチと呼ばれる方法を試みたりしましたが、どうも旨くいきません。出番までの時間が非常に長く感じられます。いささか疲れて諦めようとも思ったのですが、それもできません。こりゃまいった!
 ですがふと気付きました。コジューローは出番前はいつも手のひらに汗がにじみ、本番演奏中は汗で弦の指離れが悪く困るのですが、その時はさほど手のひらに汗をかいていないことに気付いたのです。
 もしかしたら、これはいけるのかも知れない。ふとそんな気になり、少し気持ちが楽になりました。

 さあ出番です。演奏前に一言コメントして始めるのですが、自分の声を聞いて、いやいつものMCの調子ではない固い感じがしました。
 腰掛けて楽器を構え、チューニングの確認をして、弾き始めます。うん、周りも見えているし手も震えていない、大丈夫だ!
 1曲目メンデルスゾーンの「結婚行進曲」です。音を出し始めて、おやっと思いました。リハーサルの時と音の響きがまるで違うのです。自分が弾くギターからの直接音が非常に聞き辛く、聞こえるのは会場の反響音がほとんどです。実際の弦タッチの感覚と聞こえる音が微妙にずれて非常に弾きづらい状態です。会場に人が入って音響が変ることは当たり前ですが、これはあきらかにリハーサルの時とPA操作を変えています。‥なんて事だ。あの時ちょっと音が小さいかなと思ったのは間違いなかったのです。まあ仕方がないので、我慢して、客席には良い音で届いているであろうと信じて弾き続けました。
 ところがそれに追い討ちをかける者が登場しました。カメラマンです。記念撮影の時と同じカメラマンですから、会場の専属のカメラマンでしょう。演奏している直近にきて、演奏している周りをうろうろしながら、ばかデッカイカメラのシャッターをバシャバシャ切ります。
 そして悪魔がもう1人、姪Y(新婦姪Cの姉)です。親族カメラ係りをしていたのですが、専属カメラマンにつられてしゃしゃり出て、同じ様に演奏している周りをうろうろしながらバシャバシャシャッターを切っています。‥‥こいつ!後で殺す!
 こんな中でまともな神経で演奏が出来るはずがありません。でもなんとかこらえて、集中力を切らさないよう頑張っていました。
 程なくしてカメラマンが遠ざかり、あっ終わったのか‥、と1曲目も終わりです。直ぐ2曲目を始めるつもりだったのですが、拍手がきてしまったので、軽く会釈をして拍手の中2曲目を始めました。とイントロの出だしを外します。げっ動揺しているか‥でも拍手の中なので多分わからないだろう‥そのままごまかして演奏を続けます。
 2曲目は、A.C.ジョビンの「あなたゆえ」というバラードです。げげっ!またカメラマンが寄ってきました。曲や演奏の違いをカメラで撮れるとでも思っているのでしょうか。またも演奏している周りをうろうろしながらバシャバシャシャッターを切ります。あげく、事もあろうに演奏している左前1m以内の直近にしゃがみこみ、こちらの顔に向けてシャッターを切りまくりました。集中を切らさないように必死になっている人の眼前にカメラのレンズを向けてシャッターを切りまくっているのです。この無神経、腹立たしさを通り越してあきれてしまいました。コジューローにはもう自分の演奏がどうなっているのかも判りません。ただただ心が切れないようにするのが精一杯です。
 そしてカメラマンは去りました。ほっと気を抜いた次の瞬間、思いっきり音を外しました。音楽がとまらない様、必死にごまかしながら(部分作曲、火事場のくそ力)なんとか弾ききりました。
 沸き上がる拍手、アンコールの声も聞こえます。まだ1曲残っているけど、なんて温かいお客さん達だろう。お陰で少し間が取れて、精神的ダメージをやや回復できました。演奏場所はひな壇のすぐ近くでしたので、新婦の姪Cとも1こと2こと言葉を交わすことが出来ました。姪Cは「もう1曲あるよね。マイクもっと近づけたほうが良いみたいだよ。」と言ってくれました。 やっぱり聞こえ憎いんじゃないか!やっぱりリハーサルのときのセッティングは、納得いくまでやっておかねばならなかったんだ!
 3曲目、アンチェインドメロディー。2曲目まではかなりそうぞうしいテーブルもありましたが、今は皆シーンと聴いてくれています。それにしてもこの音響、相変わらず自分のギターの音は聴き辛く、いったいどんな風に客席に聞こえているのか見当もつきません。
 終わりました。大きな拍手が頂けたのは本当にありがたいです。でも演奏の自己採点はかなり低いものに終わりました。自分の演奏が聞きづらかったのもありますが、ミスも多かったし、右手のタッチの感覚がとうてい満足のいくものではなかったからです。

 演奏後、漸く料理の味が解ってきました。他の人たちは既にメインディッシュまで済んでいましたが、コジューローは2段階遅れくらいで、出されていたものをまとめて食べました。
 新郎のお兄さんという方がコジューローのところへやってきて、「プロの方ですか?」と聞かれました。「いやプロではありませんが、プロのギターオーケストラに参加させて頂いています。」と答えると、「やっぱり、素人の演奏ではないと思いました。」とのこと。この方かつてバンドをやっていたそうで、やっぱりそういう人には、何かわかるものがあるんだなと、ちょっと救われた気持ちになりました。

 今回の教訓。
 ギター独奏はアンサンブルとはまた別物。あまりステージ間隔を開けてしまうと、使えなくなるという事。3年はどうにも開け過ぎ。

人前で演奏を披露するという事は、山登りに似ています。
山登りは、登っている時は苦しくて、何でこんなところへ来ちゃったんだろうと思いますが、頂上に立って気が晴れやかになり、下山中には早次はどこに登ろうと思いを馳せたりします。


次はどこで演奏しようかな。


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