2009年10月19日

「つばさ」ボランティアコンサートin湯河原厚生年金病院

10月14日(水)
湯河原厚生年金病院にて、ギターアンサンブル「つばさ」の
ボランティアコンサートが催されました。

湯河原厚生年金病院では、毎年夏にギターアンサンブル「おじぞうず」によるボランティアコンサートが行われていましたが、今年は「おじぞうず」のチーム事情により開催されませんでした。そこで、同チームのメンバーの内2人が所属するもう一つのチーム、ギターアンサンブル「つばさ」が、かわって演奏会を行いました。

     6病棟(6F)ステージ         1病棟(1F)ステージ
つばさin湯河原厚生年金病院091014-1つばさin湯河原厚生年金病院091014-3






午後2時から6病棟、3時15分から1病棟と、2ステージ各40分の演奏で、入院患者さんたちを中心に、のべ80名ほどの聴衆の方達に大変喜んで頂きました。

では、この日のギターアンサンブル「つばさ」を、例によってコジューローの目でレポート致します。


《前夜》
前日ゲネプロを終えて、帰宅したのが夜中の0時少し前だったと思います。
進行表を見ながら明日当日の持ち物をチェックしながら揃えていて、
が〜〜ん!!
しまった〜!歌詞カードを作っていなかった〜!(汗)

つばさin湯河原厚生年金病院091014-5なんてこった!
ポスターや進行表は前もって先方へ渡す都合上、早めに作ったといますか期限があって既に作って渡してあるのですが、歌詞カードとプログラムは、当日コジューローが持っていくことになっていました。そう、当日が期限でしたので、うっかり前日までほったらかしにしてしまったのです。

悔やんでも仕方がありません。兎に角、直ぐ作らねばなりません。パソコンのスイッチを入れ‥‥、ああ、ここで慌てては、またしくじる可能性が出て来る。徹夜でも仕方がないと覚悟を決め、先ずは他の持ち物に落ちが無いよう、準備を整えました。

プリンターのインク残量、プリント用紙が足りるかを確認し、よし大丈夫という事で作業を開始しました。
プログラムと3曲の歌詞をレイアウトし、プリントします。
80部のA4裏表印刷です。結局午前4時過ぎまでかかってしまいました。
でも無事完成。
出発まであまり寝る時間もありませんが、寝坊しないようにしっかりと目覚まし時計をセットし床に就きました。


つばさin湯河原厚生年金病院091014-6《当日》
午前9時少し前、自宅を出発。
自宅を出る少し前、Oさんより「これから向かいます。」のメールが入っています。Oさん宅からでは、湯河原駅10時の集合時刻には間に合わないまでも、既に出たという事なら、さほど遅れる事はないだろうと、ちょっと安心しました。

コジューローと同じ小田原在住のNさん宅へ寄り、Nさんを乗せて一路湯河原へ。道は空いているので、こちらは余裕で着きそうです。余り早く着いても湯河原駅前に長くは車を停められないので、時間調整のつもりで有料道路をさけ、旧道を進みました。

湯河原駅に着いたのは、集合時間10時の15分前です。15分間はここの駐車場に無料で停められるので、ここで待ちます。
TさんとMさんが、コジューローの車を見つけ近付いてきます。コジューローたちよりも早く着いていたのでしょう。
残るはOさんですが、10時になったので、先に行く旨メールを打ち出発します。
途中コンビニに立ち寄り、飲み物など調達。今回は昼食はお弁当が出るので仕入れの必要はありません。
この坂を上れば病院に着くというあたりで、Oさんより現着メールです。
はや〜い!おそらくコンビニに寄っている間に抜かれたのでしょう。それにしても早いです。

玄関前に楽器と荷物を降ろし、車は駐車場へ。
病院借用の大きな台車とコジューロー持参の小さな台車、台車2台を使い楽器と荷物を管理棟4F小会議室へと運びます。そこが今回の「つばさ」控室です。
コジューローは「おじぞうず」で何度か来ているのですが、そこへ行く道順がまだ覚えられません。Nさんの案内で5人と荷物がぞろぞろと移動します。

小会議室とは言っても、5人の楽団には広すぎる広さ、余裕たっぷりです。
テーブルを少しよせただけで、リハーサルに充分なスペースができます。
早速リハの準備にかかります。
今回は全ての段取りを、Nさんがつけてくれていますので、当日のスタッフとの打ち合わせもなく、コジューローは楽々の楽ちんです。その分、Nさんは大変だったかも知れませんが、それも表面には見えませんでした。

11時リハーサルスタート。プログラム順に行う順リハです。
コジューローがMC(司会)の場合は、このリハでは本番さながらにMCのリハーサルもさせてもらうのですが、今回のMCはNさんです。どうやらMCリハはいらない様です。と言いますか、お客さんもいないところで司会をするのは、恥ずかしいのかも知れません。気持ちは解ります。本番一発勝負ですな。いい度胸です。コジューローにはまね出来ません。

リハーサル時間は12時半まで、40分のプログラムに対し1時間半とたっぷり時間があります。本番日特有のテンポ走りなど、気になる点を修正しながら進めることが出来ました。
特にMさんとOさん、ギタロンとプライムギターの二重奏は、この時間で、今までどうにも気になって仕方がなかった点を改善でき、とても良い仕上がりになったと思います。
技巧的に難なく弾けるようになっていれば、内容的なことは、ちょっとした注意点に気付くだけで思った以上に良くなる、という事が確認できました。
だから基本的練習量が最低限は必要であり、それなしにいくら理解しようとしても、かりに理解できたとしても、それを表現することは出来ないのであります。

リハーサルは時間の30分近くを余して終了しました。
余った時間は個人調整時間としました。

リハーサル中にお弁当が到着していましたので、それを頂きました。
うん、大変美味しいお弁当です。
以前「おじぞうず」では、病院の食堂でお昼をご馳走になっていた時もありました。でもNさんいわく、
「今は食堂よりこのお弁当の方が絶対良いから!」
確かに美味しいお弁当です。 満足!

衣装に着替えも済ませ、ステージに移動する準備をして待つことしばし。
13:30いざ出陣です。
一旦控室を出れば、14:00から6病棟(6F)、15:15から1病棟(1F)の2ステージを終えるまで、ここへは戻ってきません。

Nさんの先導で病棟へ、エレベーター前で待つことしばし。病棟のエレベーターは、ベッドごと患者さんを移動できるような大変大きく広いエレベーターです。ですから「つばさ」のステージ移動も人ごと一辺にできます。でもなかなか来ません。利用頻度が高いのでしょう。「つばさ」も出来るだけ迷惑をかけないよう、一度でさっと移動するようにしました。

つばさin湯河原厚生年金病院091014-2先ずは6病棟(6F)でのステージです。
会場の6Fディルームへ着くと、既にテーブルが片付けられていて、演奏用イスも運ばれています。
私達が到着すると同時に、MC用PA装置も運ばれていました。

早速ステージのセッティングにかかります。
プラインドカーテンをひき、演奏用イスを並べ、足台、譜面台をセットします。
セットされた譜面台に赤い譜面カバーが並べられます。譜面カバーは、リハーサル終了後、閉じて順番に重ねて運搬し、そのままさっと並べることが出来るようにしてあります。
MC用PA装置もセット、声を出して音を確認します。
と、マイクのON,OFFスイッチが利かないとのこと。
念のためマイクだけは「つばさ」で1本持って来ていましたので、それに交換しました。 マイクテスト、OK。

ステージのセッティングと同時に、ビデオ係りのOさんはビデオカメラのセッティングにかかります。
今回はカメラは1台。デイルームの構造と、お客さん(患者さん)や病院スタッフの移動の関係で、1箇所の設置がやっとという感じです。
カメラは逆光補正の利く、コジューローのカメラを使うことにしました。ステージは、いつも大抵、窓側にセットすることが多いので、ほとんどの場合逆光になります。この6Fディルームは日当たり良好、モロに逆光です。

セッティングと平行して、お客さんも少しずつ入って来ました。
例によって、客席最前列がステージから少し遠いようです。
声をかけ、また看護師さんにもお話して、もっと前に来てもらうようにしました。このようなコンサートでは、お客さんとの距離が近いほどアットホームな演奏会にできるからです。お客さんの反応もつかみやすく、慣れてくれば、演奏もし易いのです。

ディルームほぼ一杯にお客さんが入りました。患者さんはお年寄りが大変多く、病室から車椅子で来られ、そのまま場所を確保しています。
後ろの方にベッドが2台、点滴が付いていて患者さんが寝ています。動けない患者さんにも聴かせようと、看護師さんがベッドごと運んできたのです。
こういった医療現場では、音楽が治療にも役立つことを、身をもって実感している方が多いのだと思います。

既に、つばさメンバーも全員、ステージの所定位置に座っています。
板付きスタートです。
頃合で、担当の看護師さんより、ギターアンサンブル「つばさ」の紹介があり、「つばさ」メンバーが立ち上がってお辞儀。
コンサートのスタートです。

1曲めの「オーシャンゼリゼ」を弾き終えて、Nさんがマイクを持って立ち上がり、MC(司会)もスタートしました。
始まってしまえば、毎度のように、あれよあれと進み、40分、あっという間に終演まで来てしまいます。

演奏曲目については、この記事の上のほうに貼り付けてある、プログラムを見てください。
演奏の出来については、いづれまたビデオ審査の結果をUP致しますので、興味のある方はそちらを見て下さい。

ラスト曲「楽しき農夫」が終わり、メンバー立ち上がってお辞儀をすると、盛大な拍手です。
拍手に合わせて「アンコール、アンコール」の連呼も始まりました。
見ると、患者さん達の後ろの方に看護師さん達が大勢立って、拍手をして下さっています。
患者さんたちも、つられてでしょうか拍手を続けています。

嬉しい!
「おじぞうず」で、昨年まで毎年ボランティア演奏に来ていましたが、この6病棟で、これほどの拍手を頂いたことは無かったと思います。
これは歓迎の現われなのでしょう。
毎年夏に、当たり前のように来ていたギターアンサンブルのチームが、今年は来ない。来ないとなれば、それはそれで寂しい気持ちにもなります。そこへ秋になって、別のチームではあっても同じくNさんのいるギターアンサンブルのチームがやって来る。病院のみなさんにとっては、「おじぞうず」も「つばさ」も同じでしょう。
そこでこの歓迎ぶりとなったのではないでしょうか。
いや、そんなことは関係なく、たまたまこうなったとも言えますが‥、

何にしても、嬉しい拍手です。
「つばさ」メンバーは腰掛け、MCのNさんすかさず、
「こんなこともあるかと思いまして‥」と絶妙のタイミングで笑いを誘い、アンコール曲を紹介します。

アンコールは、「見上げてごらん夜の星を」を会場にいるみんなで歌いました。
歌詞カードがプログラムと一緒に先に配られているのですから、白々しい演出ですが、これも会を盛り上げる定番の手法です。


1ステージめ終了です。
撤収。すべての楽器と機材を持って、次のステージ、1病棟(1F)へと移動します。
でも今回は、演奏用のイスは、各ステージの病棟で用意してくれているので助かります。

つばさin湯河原厚生年金病院091014-4エレベーターで1階へ
演奏会場の1Fディルームは、ルームというより通路です。いや確かにディルームと書かれた休憩所があるのですが、たいへん狭いので、演奏会場は1Fディルーム前の通路というのが正しい表現でしょう。

早速ステージのセッティングにかかります。
通路ですので、通路を確保しながらのセッティングになります。ステージの後ろには病室が2室あり、これも気になるところです。
ですが、ディルーム自体はステージそでのように使えて重宝しました。
ビデオカメラのセッティングはかなり窮屈です。蹴られて倒されないか、ちょっと心配。でも「おじぞうず」のときも毎回こうでした。

頃合で、2ndステージもスタートです。
1病棟(1F)の患者さんは、リハビリの方達ということで元気な方も多く、毎年一番盛り上がるのですが、今回は6病棟(6F)も盛り上がったので、その差をあまり感じませんでした。

例によって、あっという間の終演。
撤収し、控室に戻ります。


片付けて病院を出たのは、予定時刻の午後5時でした。
それより前に、OさんはMさんを湯河原駅まで送るべく、先に出ました。
Mさん、このあと帰ってお仕事だそうです。ご苦労様です。

Mさんを除く4人のメンバーは、その日は湯河原泊まりです。
温泉につかって、一杯。
演奏の後は、これがまた格別ですなあ。


以上、「つばさ」コンサートin湯河原厚生年金病院、当日の模様のレポートでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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