2009年10月23日
ギターアンサンブル「つばさ」76
10月20日練習
毎週火曜日は「つばさ」練習日。
という事で先日のギターアンサンブル「つばさ」ですが、
その前に、今後のギターアンサンブル「つばさ」の予定について書いて置きます。
10月27日(火)練習休み
11月3日(火)つばさ試演会
11月29日(日)グラニー湘南台ボランティア訪問演奏会
12月13日(日)足柄療護園ボランティア訪問演奏会
以上が決定しています。
また、まだ決定ではありませんが、11月中ごろにF校T先生のレッスン、
12月15日以降に忘年会を企画する予定です。
毎週火曜日は「つばさ」練習日。
という事で先日のギターアンサンブル「つばさ」ですが、
その前に、今後のギターアンサンブル「つばさ」の予定について書いて置きます。
10月27日(火)練習休み
11月3日(火)つばさ試演会
11月29日(日)グラニー湘南台ボランティア訪問演奏会
12月13日(日)足柄療護園ボランティア訪問演奏会
以上が決定しています。
また、まだ決定ではありませんが、11月中ごろにF校T先生のレッスン、
12月15日以降に忘年会を企画する予定です。
つばさ試演会というのは、つばさコンサートのプログラムに入れる独奏・重奏のオーディションを兼ねた、つばさ内での試演会で、通常の練習場所で行います。
つばさメンバー自身が審査員となって行い、もちろん演奏者はつばさメンバーです。
自己審査もポイントとするシステムです。
今回のつばさ試演会は、12月13日の足柄療護園でのプログラムをターゲットとしています。
通常、老人ホームや病院でのボランティア演奏会は、1ステージ30分〜長くても40分というプログラムなのですが、施設や催し物によっては1時間のプログラムで行うことがあります。
足柄療護園は、その1時間プログラムで行います。
通常プログラムに何曲か加えて、1時間プログラムにしますので、その追加曲をオーディションするのが、この試演会の一番の目的です。
全員で演奏する追加曲は、「小フーガ」と「ヘイ・ジュード」の予定できました。この2曲もできれば試演会にかけようと思っています。が、「ヘイ・ジュード」は、後で述べる理由により、やらない公算が強くなっています。
その他の独奏・重奏曲は、すでにエントリーが決まっています。
試演会プログラムが出来た時点で、まとめて発表致します。
この独奏・重奏については、30分プログラムに入れていた曲も含めて
リセットしてオーディションという形になります。
次週「つばさ」練習が休みのため、次回の「つばさ」練習は11月3日ですので、この試演会当日となります。
そのため、ここで少し説明させて頂きました。
はい、では先日の「つばさ」練習です。
Oさんが欠席、Nさんが遅刻の為、3人での練習スタートとなりました。
3人で始める前に、早出でTさんとコジューローの2人での練習も行っています。これも続けて行きたいと思います。
さて、3人での練習、先ずは「小フーガ」からです。
ギタロンのMさんとバスギターのコジューローは、ほとんどユニゾンですので、プライムギターのTさんの練習に重心が傾きました。
1stアルトと2ndアルトが居ないので、プライムが全くのソロで弾くことになりました。
この曲のテーマの旋律を全くのソロで弾くのは、なかなか難しいのです。
先ずテンポ。そしてビートとリズム。
16分音符の感覚で体内時計を刻み、そこにメロディーを正しいリズムではめ込んで弾きます。これがなかなか難しい。
メトロノームをかけて弾けば出来るけれど、またはトレーナーが叩いてくれれば、あるいは、他のパートが弾いていれば何とかあわせられるけど‥、
何のガイドもなしとなると、非常に難しく感じるし、実際なかなかうまくいきません。はたで聴くとみょうな感じです。
どうしたら上手にリズムがとれるでしょうか?
個人練習の仕方を考えてみると良いと思います。
メトロノーム練習はもちろん必要です。
ですが、それだけではダメなのです。
では、メトロノームの次に何をすればよいのか?
その前に、メトロノームを使って行う練習の注意点を述べておきます。
メトロノームに一所懸命(ガムシャラに)合わせようと努力してもあまり効果がありません。
まあ効果が無いというのは言い過ぎかも知れません。
全くやらないより良いかも知れませんが、効率的でないと思います。
メトロノームのテンポである程度弾けるようになると、あるところはメトロノームが自分の感じているテンポより遅く感じたりします。またあるところは、メトロノームが非常に速く感じたりもします。
それがどこなのかをチェックします。
すると、自分の演奏が走ってしまうところ、重くなってしまうところがわかります。
そこに注意して弾けば、メトロノームとあわせることは容易にできます。
しかし、この速く感じるところ、遅く感じるところというのは、技巧テクニックのせいだけではありません。
音楽的感覚によっても生じる現象で、弾けて来るに従って、むしろこちらの方が頻繁におこります。機械による正確すぎるタイムの演奏が味気ないのはこのためです。
人間の音楽的感覚というのは、旋律の情緒を微妙に感じ取り、ゆったりめになったり速めにさっさと行きたくなったり、決して一定の機械的リズムではないのです。その方が心地よく感じるのですね。
それを拡大して表現するのがアゴーギグ(速度増減法)なのでしょうけど、ここでは話しが遠のいてしましますので、いずれまた機会があったら話すとして、話を戻します。
メトロノームで合わせて弾けるようになったら、次はメトロノームを止めて演奏し、録音します。そして聴いてみます。
不安定だなと感じたら、またメトロノームで合わせ、そしてメトロノームを止めたらメトロノームがなっているつもりで演奏し、録音し、そして聴きます。
この繰り返しです。
これでうまくいかない場合は、そもそもメトロノームと合っていないのかも知れません。メトロノームをかけて演奏し、メトロノームの音も一緒に録音して、良く聴いて合っているかチェックしてみてください。
それでもうまくいかないとき‥、
まだ方法はあります。
でも、きりが無いのでこのへんにしておきます。
「小フーガ」の次に「ヘイ・ジュード」の練習に入りました。
程なくして、Nさん登場。4人での練習となります。
さてこの「ヘイ・ジュード」楽譜では6重奏になっています。
チェンバロギターを抜いた5重奏で練習してきたのですが、ここにきてチェンバロギターが無いとどうにもならない場面を発見してしまいました。
この曲を選曲したOさん、5人しかいない「つばさ」に6重奏の楽譜を配って、「いや、5人でやったことがあるから出来るよ」 と自信たっぷりでした。そこで、今年の選曲としてこれまでも何度が練習してきたのですが、だいぶ弾けるようになってきて、この日、やっぱりだめだ!と判断しました。
メインテーマの部分、プライムとバスがメインメロディで、1st2ndアルトがオブリガード風副旋律、ギタロンのベースライン、で伴奏はというと、楽譜ではチェンバロギターが八分音符で刻んでいます。
これではチェンバロを抜くわけにはいきません。
この曲、バスがメロディーを担当する部分が多いので、今までの練習でもなんか沈んだ感じがしていましたが、やっぱりチェンバロギターのきらびやかな音が入らないとバランスが取れないようです。
チェンバロ抜きでの演奏を編曲者が聴いたら、絶対叱られるでしょう。
ということで、この曲、もう1名メンバーが増えるまで保留となります。
ここに来るまでこの判断が下せなかったのは、コジューローの未熟です。
「つばさ」メンバーのみなさん。申し訳ありません。
今回、さっと書くつもりが、思いのほか長い記事になりました。
来週は「つばさ」練習は休みです。
ではまた。
関連記事⇒ギターアンサンブル「つばさ」
つばさメンバー自身が審査員となって行い、もちろん演奏者はつばさメンバーです。
自己審査もポイントとするシステムです。
今回のつばさ試演会は、12月13日の足柄療護園でのプログラムをターゲットとしています。
通常、老人ホームや病院でのボランティア演奏会は、1ステージ30分〜長くても40分というプログラムなのですが、施設や催し物によっては1時間のプログラムで行うことがあります。
足柄療護園は、その1時間プログラムで行います。
通常プログラムに何曲か加えて、1時間プログラムにしますので、その追加曲をオーディションするのが、この試演会の一番の目的です。
全員で演奏する追加曲は、「小フーガ」と「ヘイ・ジュード」の予定できました。この2曲もできれば試演会にかけようと思っています。が、「ヘイ・ジュード」は、後で述べる理由により、やらない公算が強くなっています。
その他の独奏・重奏曲は、すでにエントリーが決まっています。
試演会プログラムが出来た時点で、まとめて発表致します。
この独奏・重奏については、30分プログラムに入れていた曲も含めて
リセットしてオーディションという形になります。
次週「つばさ」練習が休みのため、次回の「つばさ」練習は11月3日ですので、この試演会当日となります。
そのため、ここで少し説明させて頂きました。
はい、では先日の「つばさ」練習です。
Oさんが欠席、Nさんが遅刻の為、3人での練習スタートとなりました。
3人で始める前に、早出でTさんとコジューローの2人での練習も行っています。これも続けて行きたいと思います。
さて、3人での練習、先ずは「小フーガ」からです。
ギタロンのMさんとバスギターのコジューローは、ほとんどユニゾンですので、プライムギターのTさんの練習に重心が傾きました。
1stアルトと2ndアルトが居ないので、プライムが全くのソロで弾くことになりました。
この曲のテーマの旋律を全くのソロで弾くのは、なかなか難しいのです。
先ずテンポ。そしてビートとリズム。
16分音符の感覚で体内時計を刻み、そこにメロディーを正しいリズムではめ込んで弾きます。これがなかなか難しい。
メトロノームをかけて弾けば出来るけれど、またはトレーナーが叩いてくれれば、あるいは、他のパートが弾いていれば何とかあわせられるけど‥、
何のガイドもなしとなると、非常に難しく感じるし、実際なかなかうまくいきません。はたで聴くとみょうな感じです。
どうしたら上手にリズムがとれるでしょうか?
個人練習の仕方を考えてみると良いと思います。
メトロノーム練習はもちろん必要です。
ですが、それだけではダメなのです。
では、メトロノームの次に何をすればよいのか?
その前に、メトロノームを使って行う練習の注意点を述べておきます。
メトロノームに一所懸命(ガムシャラに)合わせようと努力してもあまり効果がありません。
まあ効果が無いというのは言い過ぎかも知れません。
全くやらないより良いかも知れませんが、効率的でないと思います。
メトロノームのテンポである程度弾けるようになると、あるところはメトロノームが自分の感じているテンポより遅く感じたりします。またあるところは、メトロノームが非常に速く感じたりもします。
それがどこなのかをチェックします。
すると、自分の演奏が走ってしまうところ、重くなってしまうところがわかります。
そこに注意して弾けば、メトロノームとあわせることは容易にできます。
しかし、この速く感じるところ、遅く感じるところというのは、技巧テクニックのせいだけではありません。
音楽的感覚によっても生じる現象で、弾けて来るに従って、むしろこちらの方が頻繁におこります。機械による正確すぎるタイムの演奏が味気ないのはこのためです。
人間の音楽的感覚というのは、旋律の情緒を微妙に感じ取り、ゆったりめになったり速めにさっさと行きたくなったり、決して一定の機械的リズムではないのです。その方が心地よく感じるのですね。
それを拡大して表現するのがアゴーギグ(速度増減法)なのでしょうけど、ここでは話しが遠のいてしましますので、いずれまた機会があったら話すとして、話を戻します。
メトロノームで合わせて弾けるようになったら、次はメトロノームを止めて演奏し、録音します。そして聴いてみます。
不安定だなと感じたら、またメトロノームで合わせ、そしてメトロノームを止めたらメトロノームがなっているつもりで演奏し、録音し、そして聴きます。
この繰り返しです。
これでうまくいかない場合は、そもそもメトロノームと合っていないのかも知れません。メトロノームをかけて演奏し、メトロノームの音も一緒に録音して、良く聴いて合っているかチェックしてみてください。
それでもうまくいかないとき‥、
まだ方法はあります。
でも、きりが無いのでこのへんにしておきます。
「小フーガ」の次に「ヘイ・ジュード」の練習に入りました。
程なくして、Nさん登場。4人での練習となります。
さてこの「ヘイ・ジュード」楽譜では6重奏になっています。
チェンバロギターを抜いた5重奏で練習してきたのですが、ここにきてチェンバロギターが無いとどうにもならない場面を発見してしまいました。
この曲を選曲したOさん、5人しかいない「つばさ」に6重奏の楽譜を配って、「いや、5人でやったことがあるから出来るよ」 と自信たっぷりでした。そこで、今年の選曲としてこれまでも何度が練習してきたのですが、だいぶ弾けるようになってきて、この日、やっぱりだめだ!と判断しました。
メインテーマの部分、プライムとバスがメインメロディで、1st2ndアルトがオブリガード風副旋律、ギタロンのベースライン、で伴奏はというと、楽譜ではチェンバロギターが八分音符で刻んでいます。
これではチェンバロを抜くわけにはいきません。
この曲、バスがメロディーを担当する部分が多いので、今までの練習でもなんか沈んだ感じがしていましたが、やっぱりチェンバロギターのきらびやかな音が入らないとバランスが取れないようです。
チェンバロ抜きでの演奏を編曲者が聴いたら、絶対叱られるでしょう。
ということで、この曲、もう1名メンバーが増えるまで保留となります。
ここに来るまでこの判断が下せなかったのは、コジューローの未熟です。
「つばさ」メンバーのみなさん。申し訳ありません。
今回、さっと書くつもりが、思いのほか長い記事になりました。
来週は「つばさ」練習は休みです。
ではまた。
関連記事⇒ギターアンサンブル「つばさ」