2010年03月18日
ギターアンサンブル「つばさ」92
3月16日(火) T先生レッスン
毎週火曜日は「つばさ」練習日。
という事で、一昨日のギターアンサンブル「つばさ」です。
久々にT先生のレッスンを受けました。
曲は「小フーガ」の1曲のみ。
レッスンを受ける目的は、これまで自分達なりにやってきた練習の成果を見て頂き、良いにつけ悪いにつけ評価を頂くこと。それとギターアンサンブルでのこの曲の表現の仕方、曲想の付け方のヒントを頂き、仕上げへの練習の参考にするためです。
久しぶりに受けるレッスンの為か、メンバーみなやや緊張気味です。
毎週火曜日は「つばさ」練習日。
という事で、一昨日のギターアンサンブル「つばさ」です。
久々にT先生のレッスンを受けました。
曲は「小フーガ」の1曲のみ。
レッスンを受ける目的は、これまで自分達なりにやってきた練習の成果を見て頂き、良いにつけ悪いにつけ評価を頂くこと。それとギターアンサンブルでのこの曲の表現の仕方、曲想の付け方のヒントを頂き、仕上げへの練習の参考にするためです。
久しぶりに受けるレッスンの為か、メンバーみなやや緊張気味です。
この日、F校(新堀芸術学院藤沢校)は職員研修のため、いつもの練習場所(3F講義室)が使えません。2FのBスタジオを使うことになりました。この部屋、防音室のため反響がなく、生クラシックギターの音はちょっと妙な感じがします。
7時半からの練習スタートですが、30分ほど練習をしてから、T先生に声を掛けに行き、待つことしばし。T先生がBスタジオに現われ、レッスンのスタートです。
先ず1回演奏して、先生の第一声は・・、「さすが、ベテランぞろいだね。」とのこと。この言葉、まともに受取って良いものやら??の感もあったのですが、どうやらこの曲の基本的な演奏方向は間違っていないようで、まあ良かったかなと思います。
注意事項としては、右手の使い方。i指とm指がきちんとコントロールされて交互に均等に弾弦できること。交互が崩れることで音の長さも崩れる傾向にあるので、右手の運指もきちんと決めて演奏した方が良いとのことでした。
先ずは各パートが自分のパートをきちんと弾けること、これが大前提ということです。
それからトリルについて。二つの音が両方リラリラリラリラリラ・・・・とツーと通して聞こえてくる事。アルトギターの場合、スラーの連続では音が出にくいので、2弦にまたがってpi指、もしくはim指でも良いので二つの音が出ることが大切とのこと。
じつはこのアルトギターのトリル、どうにも音にならないので単音トレモロにしていましたが、それはマズイとのこと。トレモロ奏法でも良いので2つの音を出さねばならないとのことでした。
このトリル、緊張感のある演奏の為には欠かせないもののようです。
アルトのお二人には、トリルの技巧練習をし直してもらうことになりました。
そして曲想についてです。
今回はT先生が、この曲の最も好きな曲想というのを伝授して頂きました。この曲想は、日本ギター専門学校の当時の主任教授、M先生より授かったものとのことで、このM先生といえば、ギターオーケストラでのバロック曲の指揮が抜群であったことを思い出されます。
ここでその曲想の全てを書き始めると、大変なことになりますので、それは省略させて頂いて・・、
・・でもほんのちょっとだけ。
1stアルトギター、ピアニッシモのソフト音から始まったテーマが、2ndアルトギター、プライムギターと徐々に厚みを増して行き、最後は非常に威厳をもった堂々とした演奏で終わります。途中、転調による変化の表現や、リズム変化の表現の仕方、また低音メロディーの入りの速度変化など、かなり思い切った表現を取り入れています。バッハの曲では通常あまり表情づけをしないものですが、この曲想、バッハのイメージを壊すことなく、ギターアンサンブルならではの曲想かも知れません。
私たちの演奏で、この曲想をものに出来るかどうかはわかりませんが、練習しがいのある曲であることは間違いありません。
大いに参考にして、最終的には自分達の演奏として、仕上げることができたらと思います。
では、今回はここまで。
尚、来週の火曜日は、ギターアンサンブル「つばさ」練習お休みです。
関連記事⇒ギターアンサンブル「つばさ」
7時半からの練習スタートですが、30分ほど練習をしてから、T先生に声を掛けに行き、待つことしばし。T先生がBスタジオに現われ、レッスンのスタートです。
先ず1回演奏して、先生の第一声は・・、「さすが、ベテランぞろいだね。」とのこと。この言葉、まともに受取って良いものやら??の感もあったのですが、どうやらこの曲の基本的な演奏方向は間違っていないようで、まあ良かったかなと思います。
注意事項としては、右手の使い方。i指とm指がきちんとコントロールされて交互に均等に弾弦できること。交互が崩れることで音の長さも崩れる傾向にあるので、右手の運指もきちんと決めて演奏した方が良いとのことでした。
先ずは各パートが自分のパートをきちんと弾けること、これが大前提ということです。
それからトリルについて。二つの音が両方リラリラリラリラリラ・・・・とツーと通して聞こえてくる事。アルトギターの場合、スラーの連続では音が出にくいので、2弦にまたがってpi指、もしくはim指でも良いので二つの音が出ることが大切とのこと。
じつはこのアルトギターのトリル、どうにも音にならないので単音トレモロにしていましたが、それはマズイとのこと。トレモロ奏法でも良いので2つの音を出さねばならないとのことでした。
このトリル、緊張感のある演奏の為には欠かせないもののようです。
アルトのお二人には、トリルの技巧練習をし直してもらうことになりました。
そして曲想についてです。
今回はT先生が、この曲の最も好きな曲想というのを伝授して頂きました。この曲想は、日本ギター専門学校の当時の主任教授、M先生より授かったものとのことで、このM先生といえば、ギターオーケストラでのバロック曲の指揮が抜群であったことを思い出されます。
ここでその曲想の全てを書き始めると、大変なことになりますので、それは省略させて頂いて・・、
・・でもほんのちょっとだけ。
1stアルトギター、ピアニッシモのソフト音から始まったテーマが、2ndアルトギター、プライムギターと徐々に厚みを増して行き、最後は非常に威厳をもった堂々とした演奏で終わります。途中、転調による変化の表現や、リズム変化の表現の仕方、また低音メロディーの入りの速度変化など、かなり思い切った表現を取り入れています。バッハの曲では通常あまり表情づけをしないものですが、この曲想、バッハのイメージを壊すことなく、ギターアンサンブルならではの曲想かも知れません。
私たちの演奏で、この曲想をものに出来るかどうかはわかりませんが、練習しがいのある曲であることは間違いありません。
大いに参考にして、最終的には自分達の演奏として、仕上げることができたらと思います。
では、今回はここまで。
尚、来週の火曜日は、ギターアンサンブル「つばさ」練習お休みです。
関連記事⇒ギターアンサンブル「つばさ」