2010年07月10日

「つばさ」ボランティアコンサートinロイヤルライフ多摩

7月4日(日)

 ギターアンサンブル「つばさ」の今年最初のボランティア訪問演奏会が、この日行われました。今回の訪問先は、ロイヤルライフ多摩という、東京都町田市にあります介護付有料老人ホームです。こちらを紹介して下さったのは、今年F校(国際新堀芸術学院藤沢校)第2部を卒業されたMさんです。一緒にギターを弾いたことはありませんが、コジューローたちの後輩になりますね。そのMさんが勤めてらっしゃるのが、こちらのロイヤルライフ多摩という老人ホームです。リゾートホテルのような大変大きく立派なホームです。入居者の方もそうとう多いようなのですが、お世話をするレベルによってランクわけと言いますかクラスわけのようなものがある様で、今回は、介護を必要とする方達が対象ということで30名足らずのお客様だったと思います。
 では、当日の模様をコジューローの目でレポート致します。
 

 ロイヤルライフ多摩さんへは、それまでに二度打合せで訪れていましたが、二度ともコジューローは電車で行っていましたので(町田駅からメンバーのOさんの車に同乗させてもらって)、小田原から車で行くのは当日が初めてでした。今回はちょっと遠いなと思っていましたが、ナビで調べたら1時間足らずで行けそうです。東名横浜インターから町田まで目と鼻の先くらいだということを、初めて認識しました。
 雨の予報もあったと思うのですが、当日はいい天気(だったと‥少なくとも雨はありませんでした。)で、助かりました。朝、自宅を出発して、同じ小田原在住のメンバーのNさん宅へ行き、PA装置の積み込みを行います。これが雨だとえらい事になりそうですが、幸い今までも雨にたたられたことはありませんでした。

 JR町田駅南口に10:50集合です。少し前に到着しましたが、他のメンバーも既に来ていたようです。ようですというのは、直ぐには居る筈のメンバーが見つからなかったからです。駅前のデニーズ横のコイン駐車場を集合場所としていたのですが、デニーズの反対側にも駐車場があったため、TさんとMさんはそちらに行ってました。またOさんは車でしたが、新車に変った為、約束の駐車場に停めてあったOさんの車がコジューローにはわかりませんでした。なんと隣に停めてあったのにです。
 二台に分乗してOさん車の先導で出発。だがちょっと待て、時間が早過ぎないか?この感じだと先方への入館予定時刻より15分以上早く着きそうです。訪問先に時刻を伝えてある以上、遅れるのはマズイとしても、あまり早く着くのもいかがなものかと思います。何時もは集合場所で出発時刻を調整して、頃合を見て出発していましたが、何時もそこにOさんは居ませんでした。仕事の都合で遅れる為、Oさんのみ現地集合だったからです。時間調整をして出発することなど知らなかったという事でしょう。

 入館予定時刻11:30、やはり15分ほど早く着きました。でも荷物を降ろしたり、車を駐車場に回したりで時間がかかったので、結果オーライとなりました。受付で入館手続きをしたのがちょうど定刻ごろでしたから。そこへMさん(先方のMさんです。メンバーのMさんもいてちょっと紛らわしいですが、文脈で判断して下さい)も現われて控室へと荷物とともに移動しました。
 控室は、部屋の名称は忘れましたが、応接室、兼、会議室、兼、社長室、兼、休憩室といった感じの、いやそれらの部屋はもちろん別にあるのでしょうけれども、そういった雰囲気のある部屋だとイメージして頂ければと思います。それなりの広さはあるのですが、テーブルや椅子、応接セットなどが置いてある為、それを寄せてリハーサルのできるスペースを作ります。まあどこへ行っても大体この作業が必要になります。帰りには元の形に戻すので、配置をよく覚えておかねばなりません。
 ペットボトルのお茶とコップ、そしてお菓子が用意されていました。このほんのちょっとの心遣いが結構ありがたく嬉しいものです。

 リハーサルの準備ができて、12:00ほぼ予定通りリハをスタートしましたが、その前にちょっと事件がありました。
 Oさんの衣装が無いと言うのです。いや、無いって、確かに持ってきたのか、車から降ろしたのか、Oさんが言うには、昨夜(か今朝か)、車に積める様にまとめて玄関に出しておいたところまでは確かなようです。という事は車に積んだ記憶がないということですから、ははあこりゃ積み忘れだな、とコジューローは感じました。でも車からの降ろし忘れの可能性もないわけではありませんから、先ずは車のチェックに行ってもらいました。なければ、駐車場から戻ってくるその間に対策を考えるだろうとも思いました。
 「つばさ」のステージ衣装は、男性は白タキシードに濃紺の蝶タイです。もちろん白のウイングカラーシャツもしくはYシャツ、黒ズボン(束帯入りがベスト)、黒靴下、ステージ用黒革靴、黒カマーベルト着用です。Oさんのその日のいでたちは、ズボン、靴下、靴、ステージ用とは思えないが、とりあえず黒黒黒なので、白シャツさえあれば、皆で上着をとればなんとか形に出来るかなとも思えました。いつもはコジューローは、靴下と白シャツの予備を持って来ているのですが、この日は白シャツの予備を持っていませんでした。他のメンバーはどうかなと確かめましたが、誰も持っていません。蝶タイはTさんが予備として黒を持って来ているそうで、それが使えそうです。最悪、白シャツを買いに行くとかすれば、格好が付けられるかなあという感じをコジューローは持っていました。Oさん折角今日は遅れずに参加できたのに、またリハが満足に出来なくなってしまうのかなあと思いました。結局、車にも無く、Oさん家に電話して積み忘れが確認され、奥さんが届けてくれることになりました。小さなお子さんがいるので、どうされたか、奥さんが出てくるのも大変だったのではと思います。
 男性の衣装を紹介しましたので、ついでに女性の衣装も、と言っても紅一点Nさん一人ですが、シックなワインレッドのステージ用ロングドレスです。ギターの演奏は袖がないと弾きづらいものなので、なかなかそういったドレスが見つからずNさんよく悩んでいました。余談ですが。

 リハーサル終了近くになって、Mさんが打合せのためにやってきました。もう数分で終えるところでしたので、聴きながら待って頂きました。
 打合せでは、予定通り14:00から会場の準備にかかること、ステージのセッティングができたら、一時上手側にはけて、紹介を受けて上手より入場して演奏会をスタートすること、入場後の進行はすべて「つばさ」で行うこと、アンコール曲の用意があること、など最終確認をさせて頂きました。
 打合せ後、Mさんが、本来は演奏が終わってから渡すものですが‥とことわって、封筒を渡してくれました。謝礼金です。実は事前の打合せの時にこの話がMさんよりでて、同席していたOさんは辞退しようとしたのですが、コジューローが受取ることに決めました。交通費の足しにということで金額はいくらでもないのですが、大変ありがたく頂戴しました。実際、交通費は各々自腹でかつ手弁当という、全くのボランティアなのですが、それ以外の運営費も、ビデオテープ代とか、印刷のインク代とか、1度の演奏会でも何かとかかってしまします。ですから、そのまま運営費にあてるとして、「つばさ」の会計に入れさせてもらいました。
 「おじぞうず」では、ボランティア演奏であっても、謝礼金を頂いたことが何度かありましたし、コジューロー個人でも謝礼金を頂いて演奏をしたことも何度かあるので、コジューローにはこれを頂くことに抵抗は感じません。いわゆる心付け、寸志であり、ギャランティーとは別のものです。考えてみれば「つばさ」では初めてだったかも知れません。

 控室で手弁当の昼食をすませ、衣装に着替えてスタンバイ状態になります。Oさんの奥さんも無事到着、一時はどうなるかとメンバー皆不安になりましたが、この件はこれで落着。一番気をもんでいたのは、当のOさんでしょうが、ほっとした感じに見受けられました。折角奥さんがみえたので、演奏も聴いて頂ければよかったのですが、やはりそうもしていられない様子で、ほんのしばらくで帰って行かれました。
 会場セッティング開始まで時間がほんの少しあるので、コジューローは独奏曲の調整(練習)にあてました。そうだ三重奏ももう一度くらい弾いておかねばと、ふと気付き、時計を見ると5分前でしたが、1回は弾けるだろうと三人で弾くことにしました。1回弾いて直ぐ出発の準備と思いながらです。弾き終わって、さあ急いで準備ですが、あっトイレにも行っておかねばと急いでトイレに‥、出てきて、えっ?あ然としました。なぜみんなそんなのんびり構えているの??時計は14:00は回っていました。
 いや、確かにコジューローも悪いのです。出発直前に三重奏の合わせをしたり、トイレに行ったりで、準備に手が動いていなかったのですから。しかし、号令がかからなかったにしても、予定時刻は全員がわかっているはずです。各自準備にとりかかっていて当然と考えるのはコジューローだけでしょうか。また、こういう時のためにこそタイムキーパーという役を設けたのに、どうなっているのでしょうか。

 兎に角、号令をかけ、準備そして出発です。1度には運べませんので楽器はあとにして、ステージのセッティングに必要な機材を先ず運びながら移動します。さてここでも問題です。この移動の段取りは誰が考えるのでしょうか。答え、ステージのセッティングに行くのですからステージ係りですね。この辺も不手際が感じられ、ややイラ状態で会場へ向かいました。
 そしてまた不手際。今度はコジューローのミスです。前打合せの時に案内されたルートは、廊下をず〜と行って、階段を下りて、会場の介護館1Fラウンジへと出ました。当日はPA装置を積んだ台車で移動しますので、階段は無理、エレベーターで下ります。エレベーターの場所は確認してあったのですが、実際にそのエレベーターを使ってなかったので、下りる階がわからなくなりました。というのは、控室のある本館1Fは演奏会場の介護館では2Fとなり、演奏会場の介護館1Fラウンジは本館から見れば地下になります。実は前打合せの時にも、エレベーターに乗ったのですが、それはこのエレベーターではなく、本館側のエレベーターだったようです。その時、会場からでてB1となっているエレベーターに乗ったことを覚えていたので、演奏会場はB1であると思い込んでしまったようです。当日は介護館側のエレベーターを使ったのですから、素直に1Fで降りればよいものを、頭が混乱していたようです。しかもそのエレベーター、B1の他に単なるBというのもあり、あちらこちらへ上がったり下がったりして堂々巡りのエレベーター騒ぎとなってしまいました。前打合せの時のことを思い出して、階段を1階下りて会場だったのですから、2Fで乗ったので1Fで降りれば良いことにやっと気付き、それでも半信半疑で1Fで降りてみると、正解でした。う〜む、また時間のロスをしてしまった。(Oさ〜ん、分かっていたのなら自信を持って言ってくれ〜‥と、人のせいにする見苦しいコジューロー‥)

 兎に角、演奏会場の介護館1Fラウンジに到着です。既にお茶の時間になっているのか、それとも常時こんな状態なのか、入居者の方達がかなりの人数そこにいらっしゃいました。スタッフの方達も会場の準備というよりも通常の勤務でそこにいるような感じです。でも時間もありませんしそのままステージのセッティングにかかります。それでもステージとする場所だけは空けてくださっていたようで、打合せの時においてあったソファーもどかされていました。
 気は急きながらも、こんにちは〜と笑顔を振りまきながら機材を運び入れます。演奏椅子の位置決め、足台、譜面台のセット、スピーカーの位置決め‥。おっとその場所にお年寄りが一人、テーブルと椅子を占拠しています。スタッフの方に言ってどいてもらうようにしました。1人移動してもらうのにも気を使って結構大変です。ステージ上手にソファーが一つあって、そこにもお年寄りが座っています。う〜んあそこに座ったまま聴くつもりなんだろうか?電源コードを通す都合もあるし、ちょっとじゃまだなあと思いつつ、まあしかたがないかとあきらめようとした時、スタッフの方がきて、こちらも移動してもらえました。
 ミキサーの設置、ミキサーは演奏者自ら操作するので、ステージ上に置きます。バウンダリーマイクの設置、そしてケーブル接続です。昨年何度か行った作業ですが、今年になって初めての作業です。手際の悪いことといったらありません。この後、音の調整もあるのですから、ついにコジューローの声も荒くなってきました。お客さんの見ている中での作業です。マズイ!声を荒げてはならんのじゃあ〜。そうだ楽器、音チェックをするには楽器がいるのだから、手空きの人、楽器運んで〜!ひょっとすると手空きの人はいなかったかも知れません。ですがコジューローは大汗かいて(既に上着は脱ぎ捨てています)気持ちも手も一杯でした。設置完了、ケーブルの養生は?うんされている。Mさんがやってくれたようです。
 辺りにメンバーがいません。楽器を取りに行ったようです。そのまま待っていてもよかったのかも知れませんが、一抹の不安があり、コジューローも楽器を取りに戻りました。

 さて時間はというと、実はよく覚えていません。この時点で開演時刻まで何分くらいあったのか? でもお客様は既にかなり入っていたように思います。その中でPAの音出しチェックです。これまでの間、Oさんはビデオカメラのセッティングをしていました。今回そちらについては、コジューローは全く気が配れませんでした。Oさんまかせです。お客さんがこれだけいる中でのカメラセットです。問題はなかったか、これは聞いてみなければわかりません。
 そういえばこの日写真機を持ってこなかったそうで、このブログにも写真が載せられません。まあ後でMさんが撮った写真が手に入るでしょうが、読者には機会があったらあらためてという事でご容赦下さい。
 ということで、ビデオのセッティングを終えたOさんにも加わってもらって、音出しチェックです。ステージ上は左からトップ(1stアルト)、2nd(アルト)、センター(プライム)、バス、ギタロンという5人の配置です。マイクはバウンダリータイプ(床置き型)が3台演奏者の前にほぼ均等に並べて配置されています。トップのNさん、センターのTさん、ギタロンのMさんが楽器をもって定位置に座り、2ndのOさんが卓操作(ミキサー)、コジューローが客席側後ろで音を聴いて指示を出すという分担で行いました。いや実はこの分担配置の前にああじゃこうじゃあったのですが、5人のメンバーで全て行うにはこうするしかないようです。
 お客さんがいる中での音チェックですからこれがまた難しい。指示を出すのも大声を出すわけにもいかず、かといって小声では届かず、結局身振り手振りで指示を出しました。まどろっこしいながらも、まあ何とかなりましたが、これも、こういったことを想定して訓練しておく必要を感じました。また、音チェックに使う曲ですが、お客さんがいる中ですので本番の曲を弾くはマズイと気を回したようで、音階を弾いたり‥。でも、移調楽器どおしでキーも合わさず弾くという素人のような事をやって、ぐしゃぐしゃ、あ〜あ〜何やってんだか‥。また今年のプログラムに無い、昨年のオープニング曲などを弾いても、皆がきちんと弾けない状態ではチェックのし様がありません。結局、そばまで行って、プログラムの曲でいいからと指示を出しました。これなども、音チェック用の曲を準備しておく必要を感じました。
 その後、三重奏と独奏の音チェック、最後にMCマイクのテストをして、セッティング終了です。独奏も変調子のチューニングだったので、本番曲でやってしまいました。お客さんが一時し〜んと聴き始めてしまったので、マズイな〜と思いつつ、まあいいやって感じで曲の途中で切り上げました。三重奏のチェックも本番曲です。もうバレバレ(汗)

 一旦はけて、上手そで(になるような場所がありました)で待機します。時刻はどうなっていたでしょうか。コジューローには時計を見た記憶がないのです。時計の記憶は、本番が始まって終盤ちかく、ラウンジの時計が15:25を指しているのをMCをしながら見たのを覚えています。という事は予定通りに進んでいたのでしょう。(もしかしたら巻いていた?・・いやそれはありえないだろう)
 Mさん(先方の)がステージ上でギターアンサンブル「つばさ」の紹介を始めたようなので、ステージに出るために整列して呼び出しを待ちました。おっ、Mさんちゃっかり「つばさ」のPAとマイクを使って話しています。あれっ?という事はOさんPAのスイッチ入れっぱなしってこと?

 「では、つばさの皆さんです。」と呼び出しがかかって、イザ入場です。そろって一礼して一曲めを始めました。
 さあ本番が始まってしまえば、もうあとは何があっても進めるだけです。良くも悪くも一回こっきり、やり直しはできません。
 という事で、以下プログラムとその進行です。

1.夜来香(イエライシャン)
  ---MC---
2.金髪のジェニー
  ---MC---
3.草競馬〔皆テンガロンハット、Mさんのみインディアン羽根〕
  ---MC---
《楽器紹介》アルトギター、バスギター、ギタロンの各プチソロ
  ---
4.テネシーワルツ〔プライムギター独奏:コジューロー〕
5.ミスターロンリー〔三重奏/1stプライム:Nさん,2ndプライム:コジューロー,ギタロン:Mさん〕
  ---MC---
6.鎌倉〔歌入り、お客様と一緒に〕
7.浜辺の歌〔歌入り、お客様と一緒に〕
  ---MC---
8.ラ・ノビア
  ---MC---
9.故郷を離るる歌
  ---
アンコール.バラが咲いた〔歌入り、お客様と一緒に〕

 本番中の出来事は覚えていないことが多く、各々の曲については、ビデオが出来上がったらまたその審査結果をUPしますので、それまでお待ち頂きたく思います。
 ただニ三、気が付いたこともありましたので、ちょっと述べさせて頂きます。

 先ず、コジューローの独奏、いやあまたミスってしまいました。(赤面)
このところ人前で独奏を弾いて、まともに弾けたためしがありません。どうなってしまったんだろうと、つくづく思うのですが、思い当たるふしが無いでもありません。
要するに気負いすぎでしょう。特に「つばさ」の場合、普段メンバーの皆に偉そうに注文をつけているコジューローですから、余計に気負ってしまうのだと思います。表面上は取り繕っていても内心が露骨に出てしまうのが、ギターという楽器の恐ろしいところです。でもそれがこの楽器の最大の魅力と、コジューローは昔から感じてやってきたんですけどね。

 次に鎌倉、この歌知らない人が多くて、大丈夫かなあと一抹の不安もあったのですが、さすが日本のお年寄りの皆さん、よくご存知でした。客席の後ろの方から、女性のきれいな歌声がつーと聞こえてきて、長い歌を最後までしっかりと歌って下さいました。こういう歌が歌いたかった〜という思いが伝わってくるような気がしました。この歌は、昨年回った老人ホームより次回はこれをとリクエスト頂いた歌で、今年の歌の曲にいれて良かったなあと、この時初めて感じました。(なにせ、ここまでまともに知っている人がコジューロー以外にいませんでしたから‥)

 アンコールは、拍手がとまりかけて、マズイ無理やりやるか‥、とよぎった瞬間、スタッフの方から、アンコール!の声が掛かりました。いやあ、やや無理やり言わせた感もありましたが、無事行うことができて、めでたく終演です。

 一旦はけてから、少しして戻りステージの撤収作業にかかります。ホームの皆さんは、そのままそこでティータイムが継続している模様でした。
 控室に戻って、コジューローはしばしソファーに腰掛けボーとしてしまいました。いやあ、本当に疲れた〜という感じでした。練習期間の絶対量が不足のまま、この日が近付くにつれ、練習、ゲネプロと張り詰めてきたので、とりあえず何とかなったという気持ちで、一気に力が抜けたのでしょう。正直言ってコジューローにはこの時、メンバーの皆に気を配る余裕もありませんでした。でも大変だったのは、コジューローだけではきっと無かったのです。皆それぞれ大変な思い、責任とプレッシャーを感じてやってきたのだと思います。そうでなければ、本番が何とかなったはずがないのですから。

 この日は、退館後、即解散となりました。お風呂と反省会も一応企画してあったのですが、その余力も無かったということでしょう。
 つばさメンバーの皆さん、本当にお疲れ様でした。そして、ここまでの練習も含めてコジューローの理不尽なまでの仕打ちに堪え、ご協力頂けたことに心より感謝致します。お陰さまで、「つばさ」発足以来最大の危機と思われ、心配されたコンサートを大成功で終わることができました。今回はコジューローも自分の反省点が山ほどあります。それを肝に銘じて今後の「つばさ」運営に活かしていきたいと思っています。これに懲りず、また、はやぶさの如く燃え尽きることなく、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

 今回のレポート記事は、文字ばかりで大変長くなりましたが、最後にロイヤルライフ多摩のMさんより、今回のコンサートについての感想を送って頂きましたので、それを載せて文を閉じさせて頂きます。職員の方の感想、ご入居者の方の感想に分けてまとめて頂いています。

《職員の方より》
●月に一度はおこなってもらいたい。
●演奏の間の話が暖かい感じがしてよかった。
●服装がちゃんとした演奏用の服装だったのでよかった。

《ご入居者の方より》
●聞き応えのある素晴らしい演奏であった。
●選曲が良かった。
●演奏者の対応が丁寧で好感が持てた。
●何より演奏者の皆さんの心がこもっていると感じられた。
●本格的でよかった。



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