2010年07月21日
ギターアンサンブル「つばさ」106
7月20日(火) 練習
毎週火曜日は「つばさ」練習日。
という事で、昨日のギターアンサンブル「つばさ」です。
Mさんがお休み、Tさんは右ひじの故障で出席はしているものの演奏はお休み、Nさんは仕事の都合で遅刻、ということでOさんとコジューローの二人での練習スタートでした。
毎週火曜日は「つばさ」練習日。
という事で、昨日のギターアンサンブル「つばさ」です。
Mさんがお休み、Tさんは右ひじの故障で出席はしているものの演奏はお休み、Nさんは仕事の都合で遅刻、ということでOさんとコジューローの二人での練習スタートでした。
1曲目:夜来香
メロディーの歌わせ方から、右手のタッチに言及して、ちょっとレッスンです。
imのアポヤンド奏法(弾弦後、指が次の弦にもたれかかっている弾き方。力強いハッキリとした音が出やすい。)ですが、やや雑音が多い。原因はタッチのスピードです。タッチのスピードが遅いと指紋と弦がこすれあう音が雑音として聞こえてしまいます。素早く鋭いタッチで弾弦すれば、この雑音は消えます。指を速く動かそうと力をこめてはいけません。逆に力を抜いて(力を抜かなければ素早くは動きません)指先の関節を柔らかく保ちながらも指先のスナップを利かせて、スパンと弾きぬきます。弦に触れた瞬間に弾き終わっているという感覚です。この時爪が弦に当たるカチッとした音が出るようなら爪が長すぎです。指先の何処に弦が触れるかによっても影響がありますが、基本通り指先の左側を使って弾弦しているにも係わらず、このタッチで爪の音がでるようなら、爪を調整した方が良いと思います。これで基本的にクリアで良い音がでます。次に、iとmのツブをそろえます。i(右手人差し指)とm(右手中指)は長さも太さも違うので同じように弾いたつもりでも、質量の差から同じ音は出ません。そこでそれをコントロールしてツブをそろえるようにします。スケール(音階)の4つ打ち練習がもっとも適しているでしょう。ドドドドレレレレミミミミ‥‥というやつです。im交互に弾弦し、よく聴いてツブをそろえましょう。
基本中の基本の話しをしましたが、メロディーを美しく演奏する為には、この基本が絶対に必要です。初心忘れるべからず、とはよく言ったもので、どうも旨くいかないなあと思ったとき、基本が崩れていることが往々にしてありますので、要注意です。
この曲の練習中にNさん登場。アルトが二人そろったので、中間部のアルト伴奏の練習をしました。伴奏の基本はリズムです。タカタカタ〜ンというリズム、このリズムの軸はタ、タ、タ〜ンにあります。これにカ、カ、が乗っかって、タカタカタ〜ンという響きになります。ですからタカタカタ〜ンと弾いた時に、タ、タ、タ〜ンがキチンと聞こえなければなりません。さもないと軸が崩れてバラバラな感じになってしまいます。
少し手馴れてきた曲は、わかっているという思い込みから、感覚的に演奏しがちですが、自分ではちゃんと弾いているつもりでも実際はきちんと音が出ていないことがあります。自分は知っているので、きちんと音が出ていなくても(音量だけでなくリズムのずれも含みます)脳が補正して感じてしまうわけで雑な演奏になっていることに気づかないことが多いのです。はたで聴くと聞けたもんじゃないですね。実は自分でもなんか下手な演奏だなと気づいていたりします。そういう時は録音して客観的に聴いてみるのがよいと思います。
え〜夜来香に関連して少々長い解説になりました。
今日はこの辺で終わりにしますので、後は練習した曲名のみで失礼します。
2曲目:ラ・ノビア
3曲目:故郷を離るる歌
4曲目:浜辺の歌
5曲目:草競馬
以上、プログラム順ではない練習でした。
それから宿題を集めました。先日のボランティアコンサート(inロイヤルライフ多摩)のビデオ審査票です。OさんTさんコジューローの3人が提出、Nさんは持ってくるのを忘れたとのこと、Mさんはお休みですから来週には集まると思います。
結果はまたこのブログで発表する予定です。
では、今回はこれにて。
関連記事⇒ギターアンサンブル「つばさ」
メロディーの歌わせ方から、右手のタッチに言及して、ちょっとレッスンです。
imのアポヤンド奏法(弾弦後、指が次の弦にもたれかかっている弾き方。力強いハッキリとした音が出やすい。)ですが、やや雑音が多い。原因はタッチのスピードです。タッチのスピードが遅いと指紋と弦がこすれあう音が雑音として聞こえてしまいます。素早く鋭いタッチで弾弦すれば、この雑音は消えます。指を速く動かそうと力をこめてはいけません。逆に力を抜いて(力を抜かなければ素早くは動きません)指先の関節を柔らかく保ちながらも指先のスナップを利かせて、スパンと弾きぬきます。弦に触れた瞬間に弾き終わっているという感覚です。この時爪が弦に当たるカチッとした音が出るようなら爪が長すぎです。指先の何処に弦が触れるかによっても影響がありますが、基本通り指先の左側を使って弾弦しているにも係わらず、このタッチで爪の音がでるようなら、爪を調整した方が良いと思います。これで基本的にクリアで良い音がでます。次に、iとmのツブをそろえます。i(右手人差し指)とm(右手中指)は長さも太さも違うので同じように弾いたつもりでも、質量の差から同じ音は出ません。そこでそれをコントロールしてツブをそろえるようにします。スケール(音階)の4つ打ち練習がもっとも適しているでしょう。ドドドドレレレレミミミミ‥‥というやつです。im交互に弾弦し、よく聴いてツブをそろえましょう。
基本中の基本の話しをしましたが、メロディーを美しく演奏する為には、この基本が絶対に必要です。初心忘れるべからず、とはよく言ったもので、どうも旨くいかないなあと思ったとき、基本が崩れていることが往々にしてありますので、要注意です。
この曲の練習中にNさん登場。アルトが二人そろったので、中間部のアルト伴奏の練習をしました。伴奏の基本はリズムです。タカタカタ〜ンというリズム、このリズムの軸はタ、タ、タ〜ンにあります。これにカ、カ、が乗っかって、タカタカタ〜ンという響きになります。ですからタカタカタ〜ンと弾いた時に、タ、タ、タ〜ンがキチンと聞こえなければなりません。さもないと軸が崩れてバラバラな感じになってしまいます。
少し手馴れてきた曲は、わかっているという思い込みから、感覚的に演奏しがちですが、自分ではちゃんと弾いているつもりでも実際はきちんと音が出ていないことがあります。自分は知っているので、きちんと音が出ていなくても(音量だけでなくリズムのずれも含みます)脳が補正して感じてしまうわけで雑な演奏になっていることに気づかないことが多いのです。はたで聴くと聞けたもんじゃないですね。実は自分でもなんか下手な演奏だなと気づいていたりします。そういう時は録音して客観的に聴いてみるのがよいと思います。
え〜夜来香に関連して少々長い解説になりました。
今日はこの辺で終わりにしますので、後は練習した曲名のみで失礼します。
2曲目:ラ・ノビア
3曲目:故郷を離るる歌
4曲目:浜辺の歌
5曲目:草競馬
以上、プログラム順ではない練習でした。
それから宿題を集めました。先日のボランティアコンサート(inロイヤルライフ多摩)のビデオ審査票です。OさんTさんコジューローの3人が提出、Nさんは持ってくるのを忘れたとのこと、Mさんはお休みですから来週には集まると思います。
結果はまたこのブログで発表する予定です。
では、今回はこれにて。
関連記事⇒ギターアンサンブル「つばさ」