2010年08月04日
ギターアンサンブル「つばさ」108
8月3日(火) 練習
毎週火曜日は「つばさ」練習日。
という事で、昨日のギターアンサンブル「つばさ」です。
めずらしくOさんから遅刻の連絡が入りました。渋滞に巻き込まれた様子です。
この日は、江の島で花火大会だそうで、そう言えばコジューローの乗る電車もゆかた姿の女の子を結構見かけました。藤沢駅も大層な人出で、今日はいったい何があるんじゃろう?と思いましたが、花火とは気付きませんでした。
それでもOさん大幅の遅れとはならず、ほぼ定刻到着。Nさんもほぼ同時くらいでした。「つばさ」練習はほんの少し遅らせて、全員そろったところでスタートです。
毎週火曜日は「つばさ」練習日。
という事で、昨日のギターアンサンブル「つばさ」です。
めずらしくOさんから遅刻の連絡が入りました。渋滞に巻き込まれた様子です。
この日は、江の島で花火大会だそうで、そう言えばコジューローの乗る電車もゆかた姿の女の子を結構見かけました。藤沢駅も大層な人出で、今日はいったい何があるんじゃろう?と思いましたが、花火とは気付きませんでした。
それでもOさん大幅の遅れとはならず、ほぼ定刻到着。Nさんもほぼ同時くらいでした。「つばさ」練習はほんの少し遅らせて、全員そろったところでスタートです。
先日のボランティアコンサート(ロイヤルライフ多摩)のビデオ審査結果がまとまりました。いつもはこのブログで発表するのですが、折角まとまったのにブログにUPしてからではこの日の練習に間に合いません。そこで今回は、全てプリントアウトしてメンバーに配布しました。もちろんブログにもUPしますので、読者の皆様にはもうしばらくお待ち頂くことになります。
この日の練習は、審査結果をもとに、曲ごとに改善点を修正することにしました。そのためにもメンバーに配布したということです。
では、早速いきましょう。
1曲目:夜来香
のめり気味でせわしない演奏だったという類のコメントが多かったので、先ずはテンポの確認から。結論、オープニング曲だしテンポそのものは悪くない。せわしない感じになるのは、呼吸が浅く、フレーズの頭がそろわないまま走り気味に行くから。
ということで、その辺を注意して、しっかり呼吸をしていきましょうということになりました。
出だしバランス悪いとのコメントあり。冒頭フォルテで始まります。トップの合図で入りますので、そのアインザッツが重要です。そしてその予備拍も。予備拍とアインザッツでスタートのテンポが決まります。さらにアインザッツはスタートの1音めの性質を決めます。大きく鋭い呼吸でタメを作り、あごの先端で一拍めの点を示すようにスタートさせます。曲をスタートさせることは重奏トップの重要な役割の一つですね。このトップの合図で、ハッ(アインザッツ)ジャ〜ン(1拍目)と入るわけですが、この時プライムギターのプラガール(右手親指で低い弦から高い弦に向けてダララランと弾く奏法)は、つられてジャ〜ンと弾かずに、ダララランと1音1音はっきりと出るように(アルペジオになるように)弾くこともアンサンブル上で(編曲上)重要になっています。そしてギタロン、フォルテでスタートですから低音がしっかり出ていることが重要です。5人編成ですから、1本のギタロンでもまともに弾いたらバランス上強すぎます。しかし、だからといって初めから抑え気味で弾くのはどうでしょう。フォルテスタートですから先ずは思いっきり出してみましょう。そして大き過ぎるようでしたら、バランスを考えて少し抑えるようにします。場合によっては思いっきり出してOKの場合だってあるのですからね。5人編成でのギタロン1本は、音量的にはかなり余裕があります。それだけにディナーミク(ピアノフォルテ)の表現には威力を発揮するはずです。曲想を理解し、思いっきりピアノフォルテの表現をしてみましょう。
テーマメロディーに入って、アルトギターのメロディー表現ですが、これは先週もやりました。でも「前にも言ったじゃないか!」という言い方は、効果が無い様で、何を言っても身に付いていないという事実は変えられませんから、根気よく繰り返し指示を出し、練習を重ねるしかないようです。基本はクレッシェンド。そしてそのクレッシェンドの仕方。さらにはデクレッシェンドの仕方。どちらも効果的なやり方というものがあるわけで、自分の音をよく聴いてコントロールしましょう。このメロディー1stアルト、2ndアルト、全くのユニゾン(同じ音)で弾くので、二人でよく合わせる必要があります。
サビの部分。決めが今一というコメントがありました。フォルテでジャン、ジャン、ジャ〜ンと入るイントロの再現です。当然アインザッツが重要ですね。前の小節4拍目で弾きながら息を吸って、サビへと入ります。イントロと同じようにタメの出来る大きく鋭い呼吸が必要です。ここのフォルテ、ギタロンも見せ場です。パフォーマンスでしっかりアピールしましょう。
ここで、いつも気になっていたギタロンの右手パフォーマンス(弾弦後の処理、振り上げ方)について、しばし研究と練習を行いました。弾弦後の右手の使い方で、ギタロンの響きが変ることを確認しました。なんと、かけようと思えば、右手でビブラートもかけられるのですよ。ギタロンの音は、アンサンブル全体を本当に包み込める音なのです。アンサンブルのサウンドの雰囲気を決定付ける重要な役割を持っていることがあらためて確認できました。大雑把な楽器というイメージがありましたが、究めようとすれば、やりがいのある楽器ですね。
今回は、ビデオ審査のコメントをもとに、すこし掘り下げて練習してみました。これをすると実は時間があっという間になくなってしまいます。なんと2時間の練習時間では「夜来香」の途中までしか進められませんでした。でもこういう練習もレベルアップの為には絶対必要です。今年のプログラム曲、全部にこのような練習を行うことは出来ないかも知れませんが、時間の許す限り、できるだけこういった練習も行って行きたいと思います。
では、今回はこれにて。
来週はお盆休みで「つばさ」の練習もお休みです。
関連記事⇒ギターアンサンブル「つばさ」
この日の練習は、審査結果をもとに、曲ごとに改善点を修正することにしました。そのためにもメンバーに配布したということです。
では、早速いきましょう。
1曲目:夜来香
のめり気味でせわしない演奏だったという類のコメントが多かったので、先ずはテンポの確認から。結論、オープニング曲だしテンポそのものは悪くない。せわしない感じになるのは、呼吸が浅く、フレーズの頭がそろわないまま走り気味に行くから。
ということで、その辺を注意して、しっかり呼吸をしていきましょうということになりました。
出だしバランス悪いとのコメントあり。冒頭フォルテで始まります。トップの合図で入りますので、そのアインザッツが重要です。そしてその予備拍も。予備拍とアインザッツでスタートのテンポが決まります。さらにアインザッツはスタートの1音めの性質を決めます。大きく鋭い呼吸でタメを作り、あごの先端で一拍めの点を示すようにスタートさせます。曲をスタートさせることは重奏トップの重要な役割の一つですね。このトップの合図で、ハッ(アインザッツ)ジャ〜ン(1拍目)と入るわけですが、この時プライムギターのプラガール(右手親指で低い弦から高い弦に向けてダララランと弾く奏法)は、つられてジャ〜ンと弾かずに、ダララランと1音1音はっきりと出るように(アルペジオになるように)弾くこともアンサンブル上で(編曲上)重要になっています。そしてギタロン、フォルテでスタートですから低音がしっかり出ていることが重要です。5人編成ですから、1本のギタロンでもまともに弾いたらバランス上強すぎます。しかし、だからといって初めから抑え気味で弾くのはどうでしょう。フォルテスタートですから先ずは思いっきり出してみましょう。そして大き過ぎるようでしたら、バランスを考えて少し抑えるようにします。場合によっては思いっきり出してOKの場合だってあるのですからね。5人編成でのギタロン1本は、音量的にはかなり余裕があります。それだけにディナーミク(ピアノフォルテ)の表現には威力を発揮するはずです。曲想を理解し、思いっきりピアノフォルテの表現をしてみましょう。
テーマメロディーに入って、アルトギターのメロディー表現ですが、これは先週もやりました。でも「前にも言ったじゃないか!」という言い方は、効果が無い様で、何を言っても身に付いていないという事実は変えられませんから、根気よく繰り返し指示を出し、練習を重ねるしかないようです。基本はクレッシェンド。そしてそのクレッシェンドの仕方。さらにはデクレッシェンドの仕方。どちらも効果的なやり方というものがあるわけで、自分の音をよく聴いてコントロールしましょう。このメロディー1stアルト、2ndアルト、全くのユニゾン(同じ音)で弾くので、二人でよく合わせる必要があります。
サビの部分。決めが今一というコメントがありました。フォルテでジャン、ジャン、ジャ〜ンと入るイントロの再現です。当然アインザッツが重要ですね。前の小節4拍目で弾きながら息を吸って、サビへと入ります。イントロと同じようにタメの出来る大きく鋭い呼吸が必要です。ここのフォルテ、ギタロンも見せ場です。パフォーマンスでしっかりアピールしましょう。
ここで、いつも気になっていたギタロンの右手パフォーマンス(弾弦後の処理、振り上げ方)について、しばし研究と練習を行いました。弾弦後の右手の使い方で、ギタロンの響きが変ることを確認しました。なんと、かけようと思えば、右手でビブラートもかけられるのですよ。ギタロンの音は、アンサンブル全体を本当に包み込める音なのです。アンサンブルのサウンドの雰囲気を決定付ける重要な役割を持っていることがあらためて確認できました。大雑把な楽器というイメージがありましたが、究めようとすれば、やりがいのある楽器ですね。
今回は、ビデオ審査のコメントをもとに、すこし掘り下げて練習してみました。これをすると実は時間があっという間になくなってしまいます。なんと2時間の練習時間では「夜来香」の途中までしか進められませんでした。でもこういう練習もレベルアップの為には絶対必要です。今年のプログラム曲、全部にこのような練習を行うことは出来ないかも知れませんが、時間の許す限り、できるだけこういった練習も行って行きたいと思います。
では、今回はこれにて。
来週はお盆休みで「つばさ」の練習もお休みです。
関連記事⇒ギターアンサンブル「つばさ」