2011年04月27日
ギターアンサンブル「つばさ」130
4月26日(火) 練習
毎週火曜日は「つばさ」練習日。
ということで、昨日のギターアンサンブル「つばさ」です。
Nさんより遅刻の知らせがあり、4人での練習スタートです。
練習を始める前に、2月27日及び3月6日の「つばさコンサート」のビデオ及び録音審査票を回収しました。先週と昨日回収して残りMさんのみが未収です。次回には全員の審査結果が出せると思いますので、また集計してこのブログにUPする予定です。でも、その前にそのコンサートの模様をUPしなければなりませんでしたね(汗)。がんばりまっす!
毎週火曜日は「つばさ」練習日。
ということで、昨日のギターアンサンブル「つばさ」です。
Nさんより遅刻の知らせがあり、4人での練習スタートです。
練習を始める前に、2月27日及び3月6日の「つばさコンサート」のビデオ及び録音審査票を回収しました。先週と昨日回収して残りMさんのみが未収です。次回には全員の審査結果が出せると思いますので、また集計してこのブログにUPする予定です。でも、その前にそのコンサートの模様をUPしなければなりませんでしたね(汗)。がんばりまっす!
では練習に入ります。
【基礎練習】
今年の目標に基礎練習の習慣化があります。曲練習に入る前に、ウォーミングアップを兼ねて皆で行う事にしています。アルペジオとスラーとスケールですが、今回のテーマは、基礎練習のそれぞれの意味と目的を理解しようということ。では始めます。
◎アルペジオ:右手の練習です。
この日のテーマは、右手に集中する為の前準備として左手の運指を覚えること。左手がおぼつかないようでは右手の練習にならないからです。ここで疑問が生じます。ギターの練習は先ず右手を行い、次に左手を行うと言うのが基本です。なぜならばギターの場合右手よりも左手の方が圧倒的に難しいからです。ですから右手の練習の為に先ず左手をと言うのは一見矛盾しているように思えます。でも矛盾はしていません。練習は段階的なものだからです。
脱線しますがギターを習得する段階をちょっと見てみましょう。
ギターを構える事ができたたら、先ず右手で開放弦を弾く練習から始まります。次に左手を使って易しい音階を覚えます。この時点で易しいメロディは弾けるようになります。右手で複数の弦を同時に弾く練習(開放弦)。左手で易しい和音の押さえ方を覚えます。易しい和音やアルペジオ(分散和音)を弾く練習をします(主に右手の練習)。この辺で易しい独奏曲が弾けるようになります。そしてこれらの事を繰り返す事によって徐々に難易度を増し、ギターが弾けるようになるわけです。
アルペジオの練習の為の左手は、和音の形で運指を覚えるのが良いでしょう。という事で今回の練習も和音弾きから行いました。
◎スラー:左手の練習です。
この日のテーマは、左手のフォームを確認すること。フォームにはもちろん個人差もあるのが現実ですが、基本フォームを習得しておく事は合理的な運指を生む上で非常に大切です。正しいスラーの練習は、この基本フォームを自動的に体に覚えさせてくれます。
練習するにあたっては左手の構え方が重要です。同じ弦上で1フレットずつずらして1指(人差し指)2指(中指)3指(薬指)4指(小指)を先ず置いてからスタートしますが、その置く順番があります。先ず3指を指板上フレットに近いところにほぼ直角に立てます。次に4指を隣のこれまたフレットに近いところに置き、そして2指1指の順にそれぞれ所定の位置に置いていきます。
スラー練習の際は、この指の置き方を厳守するとフォームが決まります。慣れない内はちょっと苦しいと思いますが、慣れれば大して苦にならなくなりますし、効果大です。
◎スケール:総合練習です。
アルペジオとスラーで左右の手が準備できた段階で行うスケール練習は、最も重要です。左右手の指のタッチやタイミング、さらにはディナーミクやアゴーギグなど曲を表現するもととなる要素のほとんどが練習できます。
この日のテーマは、やはり本格的練習へ向かう前準備として運指をしっかり覚える事。左手の押さえるところが気になっているうちは総合練習になりませんから、早いうちに覚えてしまいましょう。
次に曲練習です。
いつも曲練習になると、1曲にこだわった偏った練習になってしまいます。こだわる事はある程度は必要な事であって、それなくして良い演奏にはなりません。しかし時間の制約もあるので、どこかで割り切らねばならないというのも仕方のない事でしょう。そこで偏りを少しでも減らす為に、月に1度は全曲練習するという事にしてみました。とりあえず今回、月の最後の練習日ということにして、全曲練習することにしました。
ただコジューローは、当面新曲のみの練習とメンバーに話していたきらいがありまして(当然コジューローは忘れていますが‥)、全部の楽譜を持って来ていないメンバーもいました。でも隣同士スコアを見せ合いながらとかで、何とか練習する事ができました。
1曲目:みかんの花咲く丘
途中でNさん登場。ここから全員そろっての練習となりました。
楽譜を配布してから、今回で3回目の練習です。ほぼ弾ける様になってきました。まだ細かい曲想付けはしていませんが、先ずはフォルテでしっかり弾くというのが大切です。
2曲目:夜来香
前回のプログラムにもあった曲ですが、久しぶりの練習です。弾きなれてはいるものの、やや雑になっています。サビのフォルテでパッと空気を変える事が前回から不十分でしたので、そこを取り出し練習しました。この部分の入り、アルトのNさんOさんの音がどうしてもバラけてしまいます。
何故か〜〜!!
後で気が付いたのですが、コジューローがとやかく言いすぎて、本人達の自主性が失われてしまったからではないか?と思いました。コジューローはタッチの違いによる物理的な原因と思っていますが、それを修正できるのは本人たちだけです。この辺の練習の仕方も考えねばならないでしょう。
3曲目:金髪のジェニー
楽譜を持って来ていない人が多くて、この曲は練習できませんでした。
4曲目:草競馬
この曲も前回のプログラムにもあった曲で、久しぶりの練習です。
先ず1回弾いてみましたが、のりが悪くて重たい演奏です。軽快な演奏を心がけたいし、そのためには個人練習も適当に行って鈍くならないようにしなければならないでしょう。テンポ設定も大事です。
ラスト部分の1stアルトの音形をちょっと修正しました。この部分今までの演奏でも気になっていた部分です。
5曲目:笑点のテーマ
今年の新曲です。が、Mさんの編曲で、かなり前から練習はスタートしていました。もっと楽しくなるように手を加えたい感じはありますが、とりあえず基本パターンとしてこの編曲のまま弾けるようにしたいと思います。
中間部の終わり近くの決め部分が捉え辛い感じがあるので、一部修正して決まるようにしました。
この曲もテンポ設定が大事でしょう。
6曲目:川の流れのように
今年の歌の曲ですが、先ずは歌無しで演奏を仕上げるべく練習しています。
おじぞうずで練習した時は、間奏部がなかなか感じが出せずに苦労しましたが、つばさでは基本的には出来ています。(ギター専門家の免状も伊達ではありませんな‥流石です) 演奏しながら歌えるようになるまでにはまだまだでしょうが、このまましっかり弾く練習を続けていこうと思います。それとは別にテンポが速くなってしまうのをなんとかしなければなりません。呼吸をしかりして、ゆったりと演奏できるようにしたいと思います。
7曲目:ラ・ノビア
この曲も昨年からやっている曲ですが、昨年のプログラムの中で最もできの悪い演奏だったのがこの曲です。今年はもう少しマシな演奏にしたいと思うのですが、昨日弾いた状態は、かなり難ありでした。先ずこの曲を演奏するにあたって、演奏者の中に曲のイメージが出来ているのか、甚だ疑問になります。色々な歌手が歌っているので、先ずはそれらを聴いて、イメージ作りをする必要があるのではと思いました。今はYouTubeで大抵の音源は無料で手に入りますから、そのつもりになれば簡単でしょう。
伴奏の3連符4拍子のリズムが大変重要で、これがベースに流れる中でメロディが朗々、いや滔々、いや訥々?、しっくりした言葉が見つからないけど何でもいいや、歌い上げます。リズムに関してはプライムに負うところが多く、アルペジオをたっぷり練習する必要があるかも知れません。メロディーはアルトのみならず、後半はバスです。ギターを唸らせて演奏しなければなりません。(バスはコジューローですが/汗)
8曲目:久しき昔
今年の新曲です。プライム重奏の楽譜を各種ギターで演奏できるように、Nさんが改編しました。軽快な流れの中で、中間部のゆったりとした部分をどう聞かせるかがポイントのようです。昔のドリマーズの録音テープがあったと思いますので、探して演奏の参考にしようと思っています。
9曲目:故郷を離るる歌
昨年のプログラム曲です。今年はアンコール曲として使えるように準備しておきます。この曲は大体できているので、昨日は1度弾いて終わり。
10曲目:ふるさと
今年のアンコール曲で、お客さんと一緒に歌います。「つばさ」初期のころのアンコール定番でした。昨日は演奏のみの練習をしました。
11曲目:オーシャンゼリーゼ
とっておきのアンコール曲として準備しておきます。「つばさ」のレパートリー曲と言えるであろう貴重な1曲です。錆びないように時々は練習しておこうという考えです。時間もなくなりましたが昨日は1度だけ弾きました。
以上で練習は終了です。
この他に今年の曲として、「エンターティナー」と「いい湯だな」があります。どちらも「おじぞうず」の持ち曲ですが、「つばさ」用には再編が必要で、現在コジューローが編曲にとりかかろうとしています。次回練習には楽譜が配布できればと考えています。
来週は「つばさ」練習はお休みです。
次回練習は、5月10日(火)になります。
では、これにて。
関連記事⇒ギターアンサンブル「つばさ」
【基礎練習】
今年の目標に基礎練習の習慣化があります。曲練習に入る前に、ウォーミングアップを兼ねて皆で行う事にしています。アルペジオとスラーとスケールですが、今回のテーマは、基礎練習のそれぞれの意味と目的を理解しようということ。では始めます。
◎アルペジオ:右手の練習です。
この日のテーマは、右手に集中する為の前準備として左手の運指を覚えること。左手がおぼつかないようでは右手の練習にならないからです。ここで疑問が生じます。ギターの練習は先ず右手を行い、次に左手を行うと言うのが基本です。なぜならばギターの場合右手よりも左手の方が圧倒的に難しいからです。ですから右手の練習の為に先ず左手をと言うのは一見矛盾しているように思えます。でも矛盾はしていません。練習は段階的なものだからです。
脱線しますがギターを習得する段階をちょっと見てみましょう。
ギターを構える事ができたたら、先ず右手で開放弦を弾く練習から始まります。次に左手を使って易しい音階を覚えます。この時点で易しいメロディは弾けるようになります。右手で複数の弦を同時に弾く練習(開放弦)。左手で易しい和音の押さえ方を覚えます。易しい和音やアルペジオ(分散和音)を弾く練習をします(主に右手の練習)。この辺で易しい独奏曲が弾けるようになります。そしてこれらの事を繰り返す事によって徐々に難易度を増し、ギターが弾けるようになるわけです。
アルペジオの練習の為の左手は、和音の形で運指を覚えるのが良いでしょう。という事で今回の練習も和音弾きから行いました。
◎スラー:左手の練習です。
この日のテーマは、左手のフォームを確認すること。フォームにはもちろん個人差もあるのが現実ですが、基本フォームを習得しておく事は合理的な運指を生む上で非常に大切です。正しいスラーの練習は、この基本フォームを自動的に体に覚えさせてくれます。
練習するにあたっては左手の構え方が重要です。同じ弦上で1フレットずつずらして1指(人差し指)2指(中指)3指(薬指)4指(小指)を先ず置いてからスタートしますが、その置く順番があります。先ず3指を指板上フレットに近いところにほぼ直角に立てます。次に4指を隣のこれまたフレットに近いところに置き、そして2指1指の順にそれぞれ所定の位置に置いていきます。
スラー練習の際は、この指の置き方を厳守するとフォームが決まります。慣れない内はちょっと苦しいと思いますが、慣れれば大して苦にならなくなりますし、効果大です。
◎スケール:総合練習です。
アルペジオとスラーで左右の手が準備できた段階で行うスケール練習は、最も重要です。左右手の指のタッチやタイミング、さらにはディナーミクやアゴーギグなど曲を表現するもととなる要素のほとんどが練習できます。
この日のテーマは、やはり本格的練習へ向かう前準備として運指をしっかり覚える事。左手の押さえるところが気になっているうちは総合練習になりませんから、早いうちに覚えてしまいましょう。
次に曲練習です。
いつも曲練習になると、1曲にこだわった偏った練習になってしまいます。こだわる事はある程度は必要な事であって、それなくして良い演奏にはなりません。しかし時間の制約もあるので、どこかで割り切らねばならないというのも仕方のない事でしょう。そこで偏りを少しでも減らす為に、月に1度は全曲練習するという事にしてみました。とりあえず今回、月の最後の練習日ということにして、全曲練習することにしました。
ただコジューローは、当面新曲のみの練習とメンバーに話していたきらいがありまして(当然コジューローは忘れていますが‥)、全部の楽譜を持って来ていないメンバーもいました。でも隣同士スコアを見せ合いながらとかで、何とか練習する事ができました。
1曲目:みかんの花咲く丘
途中でNさん登場。ここから全員そろっての練習となりました。
楽譜を配布してから、今回で3回目の練習です。ほぼ弾ける様になってきました。まだ細かい曲想付けはしていませんが、先ずはフォルテでしっかり弾くというのが大切です。
2曲目:夜来香
前回のプログラムにもあった曲ですが、久しぶりの練習です。弾きなれてはいるものの、やや雑になっています。サビのフォルテでパッと空気を変える事が前回から不十分でしたので、そこを取り出し練習しました。この部分の入り、アルトのNさんOさんの音がどうしてもバラけてしまいます。
何故か〜〜!!
後で気が付いたのですが、コジューローがとやかく言いすぎて、本人達の自主性が失われてしまったからではないか?と思いました。コジューローはタッチの違いによる物理的な原因と思っていますが、それを修正できるのは本人たちだけです。この辺の練習の仕方も考えねばならないでしょう。
3曲目:金髪のジェニー
楽譜を持って来ていない人が多くて、この曲は練習できませんでした。
4曲目:草競馬
この曲も前回のプログラムにもあった曲で、久しぶりの練習です。
先ず1回弾いてみましたが、のりが悪くて重たい演奏です。軽快な演奏を心がけたいし、そのためには個人練習も適当に行って鈍くならないようにしなければならないでしょう。テンポ設定も大事です。
ラスト部分の1stアルトの音形をちょっと修正しました。この部分今までの演奏でも気になっていた部分です。
5曲目:笑点のテーマ
今年の新曲です。が、Mさんの編曲で、かなり前から練習はスタートしていました。もっと楽しくなるように手を加えたい感じはありますが、とりあえず基本パターンとしてこの編曲のまま弾けるようにしたいと思います。
中間部の終わり近くの決め部分が捉え辛い感じがあるので、一部修正して決まるようにしました。
この曲もテンポ設定が大事でしょう。
6曲目:川の流れのように
今年の歌の曲ですが、先ずは歌無しで演奏を仕上げるべく練習しています。
おじぞうずで練習した時は、間奏部がなかなか感じが出せずに苦労しましたが、つばさでは基本的には出来ています。(ギター専門家の免状も伊達ではありませんな‥流石です) 演奏しながら歌えるようになるまでにはまだまだでしょうが、このまましっかり弾く練習を続けていこうと思います。それとは別にテンポが速くなってしまうのをなんとかしなければなりません。呼吸をしかりして、ゆったりと演奏できるようにしたいと思います。
7曲目:ラ・ノビア
この曲も昨年からやっている曲ですが、昨年のプログラムの中で最もできの悪い演奏だったのがこの曲です。今年はもう少しマシな演奏にしたいと思うのですが、昨日弾いた状態は、かなり難ありでした。先ずこの曲を演奏するにあたって、演奏者の中に曲のイメージが出来ているのか、甚だ疑問になります。色々な歌手が歌っているので、先ずはそれらを聴いて、イメージ作りをする必要があるのではと思いました。今はYouTubeで大抵の音源は無料で手に入りますから、そのつもりになれば簡単でしょう。
伴奏の3連符4拍子のリズムが大変重要で、これがベースに流れる中でメロディが朗々、いや滔々、いや訥々?、しっくりした言葉が見つからないけど何でもいいや、歌い上げます。リズムに関してはプライムに負うところが多く、アルペジオをたっぷり練習する必要があるかも知れません。メロディーはアルトのみならず、後半はバスです。ギターを唸らせて演奏しなければなりません。(バスはコジューローですが/汗)
8曲目:久しき昔
今年の新曲です。プライム重奏の楽譜を各種ギターで演奏できるように、Nさんが改編しました。軽快な流れの中で、中間部のゆったりとした部分をどう聞かせるかがポイントのようです。昔のドリマーズの録音テープがあったと思いますので、探して演奏の参考にしようと思っています。
9曲目:故郷を離るる歌
昨年のプログラム曲です。今年はアンコール曲として使えるように準備しておきます。この曲は大体できているので、昨日は1度弾いて終わり。
10曲目:ふるさと
今年のアンコール曲で、お客さんと一緒に歌います。「つばさ」初期のころのアンコール定番でした。昨日は演奏のみの練習をしました。
11曲目:オーシャンゼリーゼ
とっておきのアンコール曲として準備しておきます。「つばさ」のレパートリー曲と言えるであろう貴重な1曲です。錆びないように時々は練習しておこうという考えです。時間もなくなりましたが昨日は1度だけ弾きました。
以上で練習は終了です。
この他に今年の曲として、「エンターティナー」と「いい湯だな」があります。どちらも「おじぞうず」の持ち曲ですが、「つばさ」用には再編が必要で、現在コジューローが編曲にとりかかろうとしています。次回練習には楽譜が配布できればと考えています。
来週は「つばさ」練習はお休みです。
次回練習は、5月10日(火)になります。
では、これにて。
関連記事⇒ギターアンサンブル「つばさ」