2012年10月10日
ギターアンサンブル「つばさ」193
10月9日(火) 練習
毎週火曜日は「つばさ」練習日。
ということで、昨日のギターアンサンブル「つばさ」です。
が、その前にお知らせです。「つばさ」ボランティアコンサートが、11月11日(日)に行なう事が決まりました。場所は、ささりんどう鎌倉という施設の特別養護老人ホームです。今の所日取りだけで、まだ詳しいことは何も決まっていませんが、12日(金)にコジューローが下見と打ち合わせに行ってきます。
毎週火曜日は「つばさ」練習日。
ということで、昨日のギターアンサンブル「つばさ」です。
が、その前にお知らせです。「つばさ」ボランティアコンサートが、11月11日(日)に行なう事が決まりました。場所は、ささりんどう鎌倉という施設の特別養護老人ホームです。今の所日取りだけで、まだ詳しいことは何も決まっていませんが、12日(金)にコジューローが下見と打ち合わせに行ってきます。
日取りの決め方は、こちらから実施可能な日を先方へ提示して、そのなかから選んでもらうという方法です。先週金曜日、先方より11日にという知らせを頂き、つばさメンバーへ一斉メールで知らせました。
ところがOさんにメールが届かないようで、何度送ってもエラーメッセージが返ってきてしまいます。「何かあったのかな?」と思いつつも、‥まあ火曜日になれば、練習で会えるだろうから‥でも、本当にOさんの身に何かがあって、火曜日の練習にも出てこないなんてことは‥、などと変な考えも浮かびましたが、とにかく火曜日になればと思っていました。
そして昨日、火曜日です。月の2周目で例によってNさんが仕事の都合でお休みと連絡がはいりました。そしてMさんからも風邪をひいたとかで、仕事は早退し、練習もお休みとの連絡がはいりました。と、Mさんからは同じ欠席メールが何通も‥、そしてOさんにメールが届かないと言ってきました。やっぱりOさんの携帯がおかしいようです。
MさんはOさんに楽器の運搬を頼んでいるので、お休みする時は必ずOさんに連絡しないと、Oさんに無駄骨を折らせることになります。そのため気を使って何度もトライしたのでしょう。実はNさんもOさんに楽器の運搬を頼んでいます。Nさんは連絡がついたのでしょうか?
コジューローは、Mさんからの必死のメールを受け取り、家をでました。もしOさんが練習にもでてこなければ、コジューローも無駄足になります。でも、だとすれば、何らかの形でOさんから連絡があるはずです。とにかく、コジューローは行くしかありません。
新堀ライブ館に着いて、1F受付で「今日は地下ですよ〜」と声をかけられたので、「了解、録音室だね。」と返事をして、エレベーターで地下へと降りました。録音室に入ると何ごともない様子でOさんがいました。「良かった〜」 でも、Mさんのギタロンは既に運び込まれていました。‥あ〜やっぱりメールは通じてないんだ‥
「Oさん、Mさんは今日休みだよ。Oさんへのメールが繋がらないみたいで、オイラも何通もOさんに打ったけど、みんなエラーメッセージが来ちゃうんだ。一体、携帯をどうしたんだい?」と、コジューローはOさんに言いました。Oさんは「えっ、どうもしないよ。迷惑メールが多いから、そういうメールに対して着信拒否を設定したけど、つばさのみんなのは拒否してない。Nさんの欠席メールは受けたよ。」 ‥そういえば、Nさんの赤いアルトギターケースは見当たりません。Nさんは欠席と知って、Nさんの楽器は持ってこなかったようです。
「いやいや、オイラもMさんも何通も打っているんだ。一つも受け取れていないんだろ。絶対何かがおかしいはずだよ。ボラコンの日取りだって、送っているんだぜ。届いてないんだろ。」と、コジューロー。
「‥そんなはずは‥‥」Oさん納得いかない顔で、なにやら携帯をいじっています。
コジューローは「じゃぁ、もう一回送るからね。」と言って、金曜日に遅れなかったメールを再送しました。何が原因だったかは分かりませんが、どうやら今度は受け取れたようです。「Mさんにも、Oさんから何かメールを送ってやってくれよ。Mさん今日は風邪ひきで、休みだそうだから、メールが繋がらない事を随分気にしていたから、Oさんからメールが届けば安心すると思うよ。」 やれやれ、とんだ騒動でした。一件落着です。
ということで、Oさんとコジューロー二人っきりでの練習開始です。
1.ベサメ・ムーチョ
1回通して、Oさんに感想を聞きました。「ノリが悪い。」という答えです。そうです、毎度1回目はノリが悪いのです。 どうしてか?
演奏を始める前に、この曲のイメージを抱いているか?
スタートから気持ちが入っているか?
漠然と弾き始めてしまうから、気持ちが入るのに時間がかかり、ようやくその気になってきた時には1曲終わってしまいます。「では、ベサメ・ムーチョ!」この一言で気持ちのスイッチが入らねばなりません。
そもそもベサメ・ムーチョってどういう意味ですか?ってコジューローはOさんに尋ねました。「う〜ん、ムーチョはいっぱい、沢山って意味だけど‥」「そうだね、ムーチャス グラシアス(スペイン語で、ありがとうございます。沢山ありがとう。)のムーチョだね。だけど、ベサメはどういう意味なんだろう?」 実はコジューローも意味を調べていませんでした。後で調べてみたら、ベサメは命令形で「キスしろ」という意味のようです。よってベサメ・ムーチョは、「たくさんキスして」とか「もっとキスして」といった感じでしょうか。‥Oさんもしかして知っててとぼけた?‥
ベサメの意味はその時分からなかったにしても、こんな会話を交わして2回目、演奏がガラリと変わりました。題名の意味なんか分からなくても、曲の持つイメージは分かります。音楽は言葉以上に気持ちが伝わるってことかもしれません。でも「ベサメ・ムーチョ‥もっとキスして」なんとも色っぽい曲名ですね。分かればそれだけでスイッチが入れられますね。 ‥‥も、もちろん演奏のスイッチですよ(汗)。
2.夜霧のしのび逢い
アルトギターとバスギターの二重奏で弾いている、Oさんとコジューローの持ち曲の一つです。こちらも色っぽい曲名ですなぁ。
Oさんこの曲は個人練習していなかったようですが、1回通して、今度のボラコンの独重奏の1曲にこの曲を入れたいが‥、と、コジューローはOさんに持ちかけました。独重奏は2曲入れる予定で、1曲は「ベサメ・ムーチョ」にするつもりなので、もう1曲をどうしようかという相談です。Oさんは「ベサメと同じ人が弾くのもなんだから、もう1曲はNさんが入るミスター・ロンリーが良いんじゃないか‥」と言います。「いや、どっちにしてもコジューローは入っているよ‥」とコジューローが言うと、Oさんは、コジューローの独奏も入れたいと言いだしました。
いつもなら独重奏曲の選曲は、試演会の形で「つばさ」内でオーディションを行なって決めるのですが、今年は4人になってしまったので、審査員の数があまりに少なくなるのでちょっと機能しないと思われます。なので相談でこれはという曲、演奏者を決めるしかありません。
ボラコンで使えそうな独奏曲がコジューローになくもないので、それならということで、Oさんにちょっと聴いてもらいました。ここから先は、雑談を交えながら、コジューロー1人が弾くという形になりました。弾き始めたらなんだか調子に乗ってきてしまって、「つばさ」のボラコンでは使えないと思う曲まで弾いてしまいました。Oさんが、じっと聴いてくれていて、コジューロー1人の試演会をさせてもらった感じです。
結局、選曲までは出来ませんでしたが、選択肢は広がった感じはします。コジューローとしては、「つばさ」のコンサートでは、独奏よりも二重奏や三重奏を入れた方が良いんじゃないかなと思っています。‥独奏は個人的にプログラムをまとめて、いずれどこかで、なんて事を密かに考えていたりして‥
という事で、今回の練習は、Oさんとの二重奏及びコジューローの独奏試演会、って感じで終わってしまいました。
やはりメンバーが集まらないと、練習も充実しませんね。
では、これにて。
関連記事⇒ギターアンサンブル「つばさ」
ところがOさんにメールが届かないようで、何度送ってもエラーメッセージが返ってきてしまいます。「何かあったのかな?」と思いつつも、‥まあ火曜日になれば、練習で会えるだろうから‥でも、本当にOさんの身に何かがあって、火曜日の練習にも出てこないなんてことは‥、などと変な考えも浮かびましたが、とにかく火曜日になればと思っていました。
そして昨日、火曜日です。月の2周目で例によってNさんが仕事の都合でお休みと連絡がはいりました。そしてMさんからも風邪をひいたとかで、仕事は早退し、練習もお休みとの連絡がはいりました。と、Mさんからは同じ欠席メールが何通も‥、そしてOさんにメールが届かないと言ってきました。やっぱりOさんの携帯がおかしいようです。
MさんはOさんに楽器の運搬を頼んでいるので、お休みする時は必ずOさんに連絡しないと、Oさんに無駄骨を折らせることになります。そのため気を使って何度もトライしたのでしょう。実はNさんもOさんに楽器の運搬を頼んでいます。Nさんは連絡がついたのでしょうか?
コジューローは、Mさんからの必死のメールを受け取り、家をでました。もしOさんが練習にもでてこなければ、コジューローも無駄足になります。でも、だとすれば、何らかの形でOさんから連絡があるはずです。とにかく、コジューローは行くしかありません。
新堀ライブ館に着いて、1F受付で「今日は地下ですよ〜」と声をかけられたので、「了解、録音室だね。」と返事をして、エレベーターで地下へと降りました。録音室に入ると何ごともない様子でOさんがいました。「良かった〜」 でも、Mさんのギタロンは既に運び込まれていました。‥あ〜やっぱりメールは通じてないんだ‥
「Oさん、Mさんは今日休みだよ。Oさんへのメールが繋がらないみたいで、オイラも何通もOさんに打ったけど、みんなエラーメッセージが来ちゃうんだ。一体、携帯をどうしたんだい?」と、コジューローはOさんに言いました。Oさんは「えっ、どうもしないよ。迷惑メールが多いから、そういうメールに対して着信拒否を設定したけど、つばさのみんなのは拒否してない。Nさんの欠席メールは受けたよ。」 ‥そういえば、Nさんの赤いアルトギターケースは見当たりません。Nさんは欠席と知って、Nさんの楽器は持ってこなかったようです。
「いやいや、オイラもMさんも何通も打っているんだ。一つも受け取れていないんだろ。絶対何かがおかしいはずだよ。ボラコンの日取りだって、送っているんだぜ。届いてないんだろ。」と、コジューロー。
「‥そんなはずは‥‥」Oさん納得いかない顔で、なにやら携帯をいじっています。
コジューローは「じゃぁ、もう一回送るからね。」と言って、金曜日に遅れなかったメールを再送しました。何が原因だったかは分かりませんが、どうやら今度は受け取れたようです。「Mさんにも、Oさんから何かメールを送ってやってくれよ。Mさん今日は風邪ひきで、休みだそうだから、メールが繋がらない事を随分気にしていたから、Oさんからメールが届けば安心すると思うよ。」 やれやれ、とんだ騒動でした。一件落着です。
ということで、Oさんとコジューロー二人っきりでの練習開始です。
1.ベサメ・ムーチョ
1回通して、Oさんに感想を聞きました。「ノリが悪い。」という答えです。そうです、毎度1回目はノリが悪いのです。 どうしてか?
演奏を始める前に、この曲のイメージを抱いているか?
スタートから気持ちが入っているか?
漠然と弾き始めてしまうから、気持ちが入るのに時間がかかり、ようやくその気になってきた時には1曲終わってしまいます。「では、ベサメ・ムーチョ!」この一言で気持ちのスイッチが入らねばなりません。
そもそもベサメ・ムーチョってどういう意味ですか?ってコジューローはOさんに尋ねました。「う〜ん、ムーチョはいっぱい、沢山って意味だけど‥」「そうだね、ムーチャス グラシアス(スペイン語で、ありがとうございます。沢山ありがとう。)のムーチョだね。だけど、ベサメはどういう意味なんだろう?」 実はコジューローも意味を調べていませんでした。後で調べてみたら、ベサメは命令形で「キスしろ」という意味のようです。よってベサメ・ムーチョは、「たくさんキスして」とか「もっとキスして」といった感じでしょうか。‥Oさんもしかして知っててとぼけた?‥
ベサメの意味はその時分からなかったにしても、こんな会話を交わして2回目、演奏がガラリと変わりました。題名の意味なんか分からなくても、曲の持つイメージは分かります。音楽は言葉以上に気持ちが伝わるってことかもしれません。でも「ベサメ・ムーチョ‥もっとキスして」なんとも色っぽい曲名ですね。分かればそれだけでスイッチが入れられますね。 ‥‥も、もちろん演奏のスイッチですよ(汗)。
2.夜霧のしのび逢い
アルトギターとバスギターの二重奏で弾いている、Oさんとコジューローの持ち曲の一つです。こちらも色っぽい曲名ですなぁ。
Oさんこの曲は個人練習していなかったようですが、1回通して、今度のボラコンの独重奏の1曲にこの曲を入れたいが‥、と、コジューローはOさんに持ちかけました。独重奏は2曲入れる予定で、1曲は「ベサメ・ムーチョ」にするつもりなので、もう1曲をどうしようかという相談です。Oさんは「ベサメと同じ人が弾くのもなんだから、もう1曲はNさんが入るミスター・ロンリーが良いんじゃないか‥」と言います。「いや、どっちにしてもコジューローは入っているよ‥」とコジューローが言うと、Oさんは、コジューローの独奏も入れたいと言いだしました。
いつもなら独重奏曲の選曲は、試演会の形で「つばさ」内でオーディションを行なって決めるのですが、今年は4人になってしまったので、審査員の数があまりに少なくなるのでちょっと機能しないと思われます。なので相談でこれはという曲、演奏者を決めるしかありません。
ボラコンで使えそうな独奏曲がコジューローになくもないので、それならということで、Oさんにちょっと聴いてもらいました。ここから先は、雑談を交えながら、コジューロー1人が弾くという形になりました。弾き始めたらなんだか調子に乗ってきてしまって、「つばさ」のボラコンでは使えないと思う曲まで弾いてしまいました。Oさんが、じっと聴いてくれていて、コジューロー1人の試演会をさせてもらった感じです。
結局、選曲までは出来ませんでしたが、選択肢は広がった感じはします。コジューローとしては、「つばさ」のコンサートでは、独奏よりも二重奏や三重奏を入れた方が良いんじゃないかなと思っています。‥独奏は個人的にプログラムをまとめて、いずれどこかで、なんて事を密かに考えていたりして‥
という事で、今回の練習は、Oさんとの二重奏及びコジューローの独奏試演会、って感じで終わってしまいました。
やはりメンバーが集まらないと、練習も充実しませんね。
では、これにて。
関連記事⇒ギターアンサンブル「つばさ」