2015年03月07日
ギターアンサンブル「つばさ」225
3月3日(火) 練習
毎週火曜日は「つばさ」練習日。
で、今日は土曜日。出来ればこの記事、水曜日には上げたいと常々思っているのですが、ついついうっかりして、早4日経ってしまいました。
ということで、先日のギターアンサンブル「つばさ」です。
場所:新堀ギター本館5F小アンサンブル室1
時間:PM7:30〜9:30
出席:Nさん、Mさん、コジューロー
欠席:Oさん
遅刻:Mさん、Nさん、コジューロー
毎週火曜日は「つばさ」練習日。
で、今日は土曜日。出来ればこの記事、水曜日には上げたいと常々思っているのですが、ついついうっかりして、早4日経ってしまいました。
ということで、先日のギターアンサンブル「つばさ」です。
場所:新堀ギター本館5F小アンサンブル室1
時間:PM7:30〜9:30
出席:Nさん、Mさん、コジューロー
欠席:Oさん
遅刻:Mさん、Nさん、コジューロー
3月になって、コジューローの仕事が終わるのが遅くなる月回りとなり、小田原の自宅を出発したのは6時半を回ってしまいました。これでは練習開始時刻の7時半には到底間に合いません。コジューローの車に同乗のNさんに、Mさんに向けて、遅れる旨メールしてもらいました。 すると、Mさんから返信メールが着信。Mさんも30分ほど遅れるとのことでした。
先に着いたコジューローたちが準備をしているところへ、Mさんも到着。これって先週と同じパターンですな。
準備を終えて指慣らしを始めたところ、Mさん使用のバスギターの4弦がブッツリ。バスギターは本当に弦が切れやすいですね。テンションが高いせいもあるでしょうが、長年使ってきて、ブリッジの弦が当たるところがささくれてきていて、強いタッチで弾弦するとこすれて先ず外側の金属線が切れる。そして中のナイロン繊維が摩擦熱でブツリ。ということだと思います。だからと言ってそっと弾くわけにもいかないので、まあブリッジを直してみようかなと思っています。(火曜日の練習ではコジューローのバスギターを使っています。)
弦を張り直してチューニングし、合わせ練習に入ります。
二つのガボット(J.S.バッハ作曲イギリス組曲第3番より/新堀編)
先ずは一回通して弾きました。先週の練習より前半の繰り返しは省略です。テンポはこれまでよりもやや早めです。新堀メソードでおなじみのヘンデルのガボットを同じくらいのテンポで行こう、ということにしています。ピアノの原曲は結構速いのですが、そこまでテンポを上げるのは無理のようなので、まあガボットらしいテンポで演奏できれば良しとしたいところです。
先週は録音しましたので、その後よく聴いてみました。下降音形の多い曲で、その部分どうもデクレッシェンドして聞こえます。バロック音楽の特徴として、フレーズの終わりまでしっかりという感じがあるのですが、私たちの演奏では、この下降音形でのデクレッシェンドが気力抜けに聴こえてしまします。バッハを弾く場合、大きなフレーズも小さなフレーズも全て、後ろに向けてクレッシェンドする気持ちで演奏することが大切ですね。油断すると気力抜けのデクレッシェンドになるので要注意です。
そこで、一回通して弾いた後は、フレーズごとに抜ける演奏になっていないか、チェックしながら練習しました。
クレッシェンドとは、小さな音から初めて、徐々に滑らかに大きな音にしていくことです。滑らかにと言うのは、デコボコしない、つまり最初の音よりも二つ目の音、二つ目の音より三つ目の音、三つ目の音より四つ目の音のほうが大きくなければならず、例えば二つ目の音が大きく出すぎて三つ目の音が二つ目の音より小さくなり‥なんてのは滑らかさを欠き、失敗となります。例えば四つの音でしたら、最初の音に対して二つ目の音は同じかやや気持ち大きい程度、三つ目の音は二つ目の音より少し大きい、四つ目の音は三つ目の音よりさらに大きいというのが良く、まあ言葉で書くとなんだか良くわかりませんが、要するに滑らかにラッパ型にというのがクレッシェンドの基本です。そしてこれを身に着けるために、音階練習があるのであって、ギターの専門校を出ている方なら、さんざん練習してきているはずですね。どうか思い出していただきたいと思います。
フレーズごとの練習を半分くらいまで進めたところで、残り練習時間30分となりました。もう一曲練習したいので、この曲の練習はここまでにしました。
シンフォニア12(J.S.バッハ作曲)
こちらもバッハの曲で、15曲ある3声のシンフォニアの12番をギターの三重奏に移したものです。Nさんが持ってきた楽譜で、かつてNさんが専門校生の時代に演奏したらしいのですが、編曲者が誰なのか聞いていませんでした。(今度教えて‥)
ピアノの原曲の楽譜にはアレグロの指示があり、四分音符=112となっているので、かなり速い。ギター三重奏でこのテンポはかなり厳しい、と言いますか私たちのレベルではほとんど無理でしょう。 どこまでテンポが上げられるか、ということもありますが、バッハですから無駄な音は皆無でしょうから、一音一音大切にしっかりはっきり弾きながら、アレグロに聴こえるテンポで弾かねばなりません。
とにかく、まずは弾き慣れること。一人で弾けても三人で合わせると音が折り重なって聞こえてきて弾けなくなる現象も生じてくるので、それを乗り越えること。そして、アンサンブルを楽しむこと。これらを目標に、今できるテンポで何度か合わせ練習を通しました。
では、今回はこれにて。
先に着いたコジューローたちが準備をしているところへ、Mさんも到着。これって先週と同じパターンですな。
準備を終えて指慣らしを始めたところ、Mさん使用のバスギターの4弦がブッツリ。バスギターは本当に弦が切れやすいですね。テンションが高いせいもあるでしょうが、長年使ってきて、ブリッジの弦が当たるところがささくれてきていて、強いタッチで弾弦するとこすれて先ず外側の金属線が切れる。そして中のナイロン繊維が摩擦熱でブツリ。ということだと思います。だからと言ってそっと弾くわけにもいかないので、まあブリッジを直してみようかなと思っています。(火曜日の練習ではコジューローのバスギターを使っています。)
弦を張り直してチューニングし、合わせ練習に入ります。
二つのガボット(J.S.バッハ作曲イギリス組曲第3番より/新堀編)
先ずは一回通して弾きました。先週の練習より前半の繰り返しは省略です。テンポはこれまでよりもやや早めです。新堀メソードでおなじみのヘンデルのガボットを同じくらいのテンポで行こう、ということにしています。ピアノの原曲は結構速いのですが、そこまでテンポを上げるのは無理のようなので、まあガボットらしいテンポで演奏できれば良しとしたいところです。
先週は録音しましたので、その後よく聴いてみました。下降音形の多い曲で、その部分どうもデクレッシェンドして聞こえます。バロック音楽の特徴として、フレーズの終わりまでしっかりという感じがあるのですが、私たちの演奏では、この下降音形でのデクレッシェンドが気力抜けに聴こえてしまします。バッハを弾く場合、大きなフレーズも小さなフレーズも全て、後ろに向けてクレッシェンドする気持ちで演奏することが大切ですね。油断すると気力抜けのデクレッシェンドになるので要注意です。
そこで、一回通して弾いた後は、フレーズごとに抜ける演奏になっていないか、チェックしながら練習しました。
クレッシェンドとは、小さな音から初めて、徐々に滑らかに大きな音にしていくことです。滑らかにと言うのは、デコボコしない、つまり最初の音よりも二つ目の音、二つ目の音より三つ目の音、三つ目の音より四つ目の音のほうが大きくなければならず、例えば二つ目の音が大きく出すぎて三つ目の音が二つ目の音より小さくなり‥なんてのは滑らかさを欠き、失敗となります。例えば四つの音でしたら、最初の音に対して二つ目の音は同じかやや気持ち大きい程度、三つ目の音は二つ目の音より少し大きい、四つ目の音は三つ目の音よりさらに大きいというのが良く、まあ言葉で書くとなんだか良くわかりませんが、要するに滑らかにラッパ型にというのがクレッシェンドの基本です。そしてこれを身に着けるために、音階練習があるのであって、ギターの専門校を出ている方なら、さんざん練習してきているはずですね。どうか思い出していただきたいと思います。
フレーズごとの練習を半分くらいまで進めたところで、残り練習時間30分となりました。もう一曲練習したいので、この曲の練習はここまでにしました。
シンフォニア12(J.S.バッハ作曲)
こちらもバッハの曲で、15曲ある3声のシンフォニアの12番をギターの三重奏に移したものです。Nさんが持ってきた楽譜で、かつてNさんが専門校生の時代に演奏したらしいのですが、編曲者が誰なのか聞いていませんでした。(今度教えて‥)
ピアノの原曲の楽譜にはアレグロの指示があり、四分音符=112となっているので、かなり速い。ギター三重奏でこのテンポはかなり厳しい、と言いますか私たちのレベルではほとんど無理でしょう。 どこまでテンポが上げられるか、ということもありますが、バッハですから無駄な音は皆無でしょうから、一音一音大切にしっかりはっきり弾きながら、アレグロに聴こえるテンポで弾かねばなりません。
とにかく、まずは弾き慣れること。一人で弾けても三人で合わせると音が折り重なって聞こえてきて弾けなくなる現象も生じてくるので、それを乗り越えること。そして、アンサンブルを楽しむこと。これらを目標に、今できるテンポで何度か合わせ練習を通しました。
では、今回はこれにて。