2015年06月03日
ギターアンサンブル「つばさ」237
6月2日(火) 練習
毎週火曜日は「つばさ」練習日。
ということで、昨日のギターアンサンブル「つばさ」です。
場所:新堀ギター本館5F小アンサンブル室1
時間:PM7:30〜9:30
出席:Nさん、Mさん、コジューロー
遅刻:コジューロー、Nさん
月が替わって、昨日は、コジューローの仕事が比較的早く終わったので、正規の練習開始時刻に間に合うかと思ったのですが、やはり5分くらい遅れてしまいました。練習室に着くと、例によって、Mさんが準備を整えて個人練習をしながら待っていました。Nさんは、コジューローと一緒に来たのですが、本館でちょっと別の用事を済ませてから練習室に来ましたので、コジューローよりさらに5分ほどの遅れです。
毎週火曜日は「つばさ」練習日。
ということで、昨日のギターアンサンブル「つばさ」です。
場所:新堀ギター本館5F小アンサンブル室1
時間:PM7:30〜9:30
出席:Nさん、Mさん、コジューロー
遅刻:コジューロー、Nさん
月が替わって、昨日は、コジューローの仕事が比較的早く終わったので、正規の練習開始時刻に間に合うかと思ったのですが、やはり5分くらい遅れてしまいました。練習室に着くと、例によって、Mさんが準備を整えて個人練習をしながら待っていました。Nさんは、コジューローと一緒に来たのですが、本館でちょっと別の用事を済ませてから練習室に来ましたので、コジューローよりさらに5分ほどの遅れです。
準備をして、しばし指慣らしを兼ねて個人練習を行います。頃合いを見て合わせ練習をスタートしました。
二つのガボット(J.S.バッハ作曲イギリス組曲第3番より/新堀編)
アルトギター1:コジューロー
アルトギター2:Nさん
バスギター:Mさん によるギター三重奏。
Mさんがメトロノームでテンポを確認します。現在の目標テンポは、四分音符=80です。‥が、合わせ練習前の個人練習のテンポを測ってみたら、なんと84まで上がっています。大分弾き慣れてきているようです。テンポ80で良いと思いますが、まああまりこだわらずに、そのくらいのテンポでということにして、合わせをスタートしました。
1回目通し。このテンポ、バスギター(Mさん)はかなり苦しいと思いますが、弾けるようになりました。そこで、バスソロの部分の部分練習に入ります。主にバスパートの細かい曲想について。技巧的に、とにかく弾くだけで一杯一杯の状態を脱し、次の段階に入った訳です。
具体的には最後の長いフレーズの前のフレーズから、コジューロー的には、こんな感じで表現したいというものをMさんに伝え、納得と合意の上で練習を進めます。そのフレーズの終わり近くでアルト2が煽りをかけて低音弦の連続打ちで盛り上げます。アルトギターの5弦6弦はあまり使わないので、この弦できれいにクレッシェンドしながら響かせるのは、慣れていないこともあってやや難しいかも知れません。でもここは目立つところでもあり、最後のフレーズに向けて重要なところですから、2ndのNさんに集中して練習してもらいました。低音弦を太く響かせるには、弦に回転運動を起こさせること。新堀メソードでは良く言われることですが、アルトギターの低音弦だって同じです。コツは、弦を掻き上げるのではなく、表面版の方へ押し付けるように弾弦することです。i(人差し指)m(中指)で弾く時は、右手首の位置に注意が必要です。高音弦を弾く時の位置のままでは、掻き上げる形になってしまいます。
そして最後の長いフレーズ、ここはバスソロの長〜いクレッシェンドで、迫っていくような演奏を聴かせたいところです。ですから推進力を感じられるように弾きたいですね。全体的には上昇音形ですが、部分的つなぎ部分は下降音形です。この下降音形で抜けて(気力抜け)しまうと、ぶつぶつと切れた演奏になり、推進力を感じられません。この下降音形をどう弾くか、出しすぎれば長いクレッシェンドが続きません。細かい部分部分で気力抜けしないように推進力をもって、しかも長いクレッシェンドをコントロールしながら、しつこく熱っぽく、ラストへ向けて‥。うわ〜大変ですね。頑張りましょう。
そしてラストにもう一度、通して合わせました。
つばさが練習で使っている小アンサンブル室1は、ガラス張りの部屋です。5階のロビーから丸見え。逆にこの練習室から5階のロビーも丸見えです。「二つのガボット」のラストの合わせ練習を始めて間もなく、編集部のYさんが来ました。でも、合わせ練習を始めたのをガラスの外で見て、曲が終わるまで外で聴きながら待っていました。この部屋は一応防音室なのですが、外に聴こえるようです。
曲が終わると、Yさんが入ってきました。演奏の評価はまずまずで、少し嬉しくなりました。まあこの曲、半年以上も練習していますからねぇ。少しはまともにならないとねぇ。
Yさんの用事は、M先生のリサイタルのお知らせでした。M先生というのは、かつて日本ギター専門学校の教授をなさっていた素晴らしい先生で、コジューローも1度個人レッスンを受けたことがあります。新堀ギターを退職されて大分経ちますが、学生時代に患ったフォーカルジストニアを手術で治し、このたび初のリサイタルを行うとのことです。チラシのプログラムを見ると、すごい曲がズラッと並んでいます。是非聴きたいところですが、コジューローはその日仕事です。できれば休みを取ってでも聴きたいとは思うのですが‥。
シンフォニア12(J.S.バッハ作曲)
アルトギター1:コジューロー
アルトギター2:Nさん
バスギター:Mさん によるギター三重奏。
残り時間40分くらいのところで、こちらの曲を始めました。
こちらの曲の現在の目標テンポは、四分音符=76。合わせ練習前にメトロノームで確認したところ、何だか遅く感じます。この曲、ピアノの楽譜には、四分音符=110とか書いてあるので、本来は非常に速い曲なのですが、私たちのギターではとてもそこまでは難しいので、曲のイメージが損なわれない程度で、出来るだけ早くというのが目標です。今の段階の感覚では、「二つのガボット」と同じ、四分音符=84くらいはいけそうです。76は既にクリアした感じです。まあ「二つのガボット」と同じようなテンポ感覚で良いかなと思います。
ということで、そのくらいのテンポで、1回目の合わせ通し練習。2回目、3回目と何回通したか忘れましたが、大分合ってきましたし、良い感じで合わせ練習が楽しくなってきました。ラストの通し練習は、結構良い出来で、録音しておきたかった感じです。
以上で、時間を10分ほど余して練習を終えました。
では、今回はこれにて。
二つのガボット(J.S.バッハ作曲イギリス組曲第3番より/新堀編)
アルトギター1:コジューロー
アルトギター2:Nさん
バスギター:Mさん によるギター三重奏。
Mさんがメトロノームでテンポを確認します。現在の目標テンポは、四分音符=80です。‥が、合わせ練習前の個人練習のテンポを測ってみたら、なんと84まで上がっています。大分弾き慣れてきているようです。テンポ80で良いと思いますが、まああまりこだわらずに、そのくらいのテンポでということにして、合わせをスタートしました。
1回目通し。このテンポ、バスギター(Mさん)はかなり苦しいと思いますが、弾けるようになりました。そこで、バスソロの部分の部分練習に入ります。主にバスパートの細かい曲想について。技巧的に、とにかく弾くだけで一杯一杯の状態を脱し、次の段階に入った訳です。
具体的には最後の長いフレーズの前のフレーズから、コジューロー的には、こんな感じで表現したいというものをMさんに伝え、納得と合意の上で練習を進めます。そのフレーズの終わり近くでアルト2が煽りをかけて低音弦の連続打ちで盛り上げます。アルトギターの5弦6弦はあまり使わないので、この弦できれいにクレッシェンドしながら響かせるのは、慣れていないこともあってやや難しいかも知れません。でもここは目立つところでもあり、最後のフレーズに向けて重要なところですから、2ndのNさんに集中して練習してもらいました。低音弦を太く響かせるには、弦に回転運動を起こさせること。新堀メソードでは良く言われることですが、アルトギターの低音弦だって同じです。コツは、弦を掻き上げるのではなく、表面版の方へ押し付けるように弾弦することです。i(人差し指)m(中指)で弾く時は、右手首の位置に注意が必要です。高音弦を弾く時の位置のままでは、掻き上げる形になってしまいます。
そして最後の長いフレーズ、ここはバスソロの長〜いクレッシェンドで、迫っていくような演奏を聴かせたいところです。ですから推進力を感じられるように弾きたいですね。全体的には上昇音形ですが、部分的つなぎ部分は下降音形です。この下降音形で抜けて(気力抜け)しまうと、ぶつぶつと切れた演奏になり、推進力を感じられません。この下降音形をどう弾くか、出しすぎれば長いクレッシェンドが続きません。細かい部分部分で気力抜けしないように推進力をもって、しかも長いクレッシェンドをコントロールしながら、しつこく熱っぽく、ラストへ向けて‥。うわ〜大変ですね。頑張りましょう。
そしてラストにもう一度、通して合わせました。
つばさが練習で使っている小アンサンブル室1は、ガラス張りの部屋です。5階のロビーから丸見え。逆にこの練習室から5階のロビーも丸見えです。「二つのガボット」のラストの合わせ練習を始めて間もなく、編集部のYさんが来ました。でも、合わせ練習を始めたのをガラスの外で見て、曲が終わるまで外で聴きながら待っていました。この部屋は一応防音室なのですが、外に聴こえるようです。
曲が終わると、Yさんが入ってきました。演奏の評価はまずまずで、少し嬉しくなりました。まあこの曲、半年以上も練習していますからねぇ。少しはまともにならないとねぇ。
Yさんの用事は、M先生のリサイタルのお知らせでした。M先生というのは、かつて日本ギター専門学校の教授をなさっていた素晴らしい先生で、コジューローも1度個人レッスンを受けたことがあります。新堀ギターを退職されて大分経ちますが、学生時代に患ったフォーカルジストニアを手術で治し、このたび初のリサイタルを行うとのことです。チラシのプログラムを見ると、すごい曲がズラッと並んでいます。是非聴きたいところですが、コジューローはその日仕事です。できれば休みを取ってでも聴きたいとは思うのですが‥。
シンフォニア12(J.S.バッハ作曲)
アルトギター1:コジューロー
アルトギター2:Nさん
バスギター:Mさん によるギター三重奏。
残り時間40分くらいのところで、こちらの曲を始めました。
こちらの曲の現在の目標テンポは、四分音符=76。合わせ練習前にメトロノームで確認したところ、何だか遅く感じます。この曲、ピアノの楽譜には、四分音符=110とか書いてあるので、本来は非常に速い曲なのですが、私たちのギターではとてもそこまでは難しいので、曲のイメージが損なわれない程度で、出来るだけ早くというのが目標です。今の段階の感覚では、「二つのガボット」と同じ、四分音符=84くらいはいけそうです。76は既にクリアした感じです。まあ「二つのガボット」と同じようなテンポ感覚で良いかなと思います。
ということで、そのくらいのテンポで、1回目の合わせ通し練習。2回目、3回目と何回通したか忘れましたが、大分合ってきましたし、良い感じで合わせ練習が楽しくなってきました。ラストの通し練習は、結構良い出来で、録音しておきたかった感じです。
以上で、時間を10分ほど余して練習を終えました。
では、今回はこれにて。