2016年09月07日
ギターアンサンブル「つばさ」296
9月6日(火) 練習
毎週火曜日は「つばさ」練習日。
ということで、昨日のギターアンサンブル「つばさ」です。
場所:新堀ギター本館5F小アンサンブル室1
時間:PM7:30〜9:30
出席:Nさん、Mさん、コジューロー
遅刻:コジューロー、Nさん
例によってコジューローとNさんが10分の遅刻、Mさんが準備を整え待っていてくれました。早速練習に入ります。
毎週火曜日は「つばさ」練習日。
ということで、昨日のギターアンサンブル「つばさ」です。
場所:新堀ギター本館5F小アンサンブル室1
時間:PM7:30〜9:30
出席:Nさん、Mさん、コジューロー
遅刻:コジューロー、Nさん
例によってコジューローとNさんが10分の遅刻、Mさんが準備を整え待っていてくれました。早速練習に入ります。
今回はコラール3曲です。
編成は全て、
アルトギター1 : コジューロー
アルトギター2 : Nさん
バスギター : Mさん
によるギター三重奏です。
先ずは通し録音から。
目覚めよと呼ぶ声あり/カンタータNo.140(J.S.バッハ作曲)
録音テイク4
各自、しばらく指慣らしをしてから録音のスイッチを入れ、スタートです。前回から2ndソロを1オクターブ下げました。前回の練習で前半については大体感じがつかめましたが、後半はぐちゃぐちゃの感じでしたから、演奏しながら後半の2ndソロに注意してみようと試みたのですが、コジュロー自身もまだ自分のパートを弾くことが一杯一杯で、その余裕がありませんでした。後でこの録音を聴いて、という事になります。
主よ人の望みの喜びよ/カンタータNo.147(J.S.バッハ作曲)
録音テイク4
この曲もしばし指慣らしをしてから録音スタートです。コジューローとしてはテーマ冒頭のクレッシェンドを意識して演奏してみました。それと出来るだけミスをしないようにと思って弾きました。でもラスト前の1音をミスってがっかり。ノーミスで弾くのはやはり難しいですが、ノーミスが当たり前になるくらいになりたいと思いますし、それって無理なことなんでしょうか・・・。
羊は安らかに草をはみ/カンタータNo,208(J.S.バッハ作曲)
録音テイク4
この曲も各自しばし指慣らしをしてから録音スタート。リタルダンドとアテンポの繰り返し・・・、大分さまになって来たようで、それなりに合ってきました。ですが、曲想の詰めはまだまだこれからです。ディナーミクもまだ考慮されていません。
次に詳細練習です。どの曲からやりますか?との問いに、Mさんより「主よ・・」との返答がありましたので、その曲から始めました。
主よ人の望みの喜びよ/カンタータNo.147
先ず1回通してから感想を聞きました。Nさんより、「始めからガンガン行き過ぎていて盛り上がりがない。初めは少し抑えて、徐々に盛り上がるのが良いと思う。」との意見があり、それを考慮して2回目の通し。
だいぶ良くなった感じがします。やはり朴然と弾くのではなく、何らかの意識を持って気持ちを込めて弾いた方が良い演奏になります。当たり前ですが、忘れてしまう事が多いですね。
コジューローは「この曲のイメージは?」と、二人に問いました。コジューロー的には、雲から漏れる一筋の光、それが二筋になり三筋になり、次第に増えていって最後は燦然と輝くイメージ。また、透明感のあるクリスタルなイメージ。あるいは宇宙の広がりのようなものを感じると述べました。するとNさんが、クリスタルの冷たい感じではなく、マリア様の愛に包まれた暖かな感じがする、キリストよりもマリア様の方が合っていて、曲が進むに従って、その愛に包まれた感じがどんどん大きくなり涙があふれてくる、と述べました。コジューローはNさんの感覚に水をさすつもりはありませんでしたが、バッハはルター派の教会に居たのだからプロテスタントのはずで、マリア信仰は無いんじゃないかな、と言ってしまいました。そこからしばしカトリックとプロテスタントの話になってしまいましたが、Mさんが自分の意見を特に述べるでもなく、うなずきながら反応していました。Mさんのこの曲に対するイメージは聞きそびれてしまいましたが、宇宙的な感覚という点では、Nさんとコジューローのイメージが一致しました。しかしまあこれは全く違う方向でなければ、各人各様で良いと思います。大事なのはちゃんとイメージを持って演奏することですね。
では各々のイメージを持ってもう一回。うん、随分良い感じになってきました。
ということで、さらにもう一回。 今度はNさんとMさんは各自録音機のスイッチを入れました。コジューローは練習の間は、通して録音しています。Nさんが「スイッチを入れるとミスったりするんだよね。」とボソッと言いました。その時コジューローの心の中で「そうだよね。」と言う声と「それじゃダメなんだよ!」と言う声が火花を散らしました。テイクNO.は着けずにスタート。演奏を終えてMさんが嘆き声をもらしました。「くやし〜!」・・という事はどういう結果だったかはご想像にお任せ致します。
徐々に盛り上げていくという感覚がついてきました。するとNさんが、「今日この場でという事ではないけれど、この先どこでどのくらいどうするかという設計図をひく必要があるね。」と言いました。その通りです。まあ追々となるでしょうが・・・。
次に部分的な検討に入りました。後半のあるフレーズで突如現れる2ndの休符の意味がわからない、との事で、検討に入ります。そこのフレーズは1st のメロディーが2拍子になるフレーズで(楽譜は3拍子のままだが、音形が2拍子)その休符のところに、音符を一つ当てはめることで違和感が無くなることを発見し、そうすることにしました。・・・しかし、今これを書きながら、本当にそれで良いのか?と思い直しています。もしかすると、そこを休符にする効果に、私たちが気づいていないのかも知れません。もう少しよく考えてみたいと、今思っています。
今回はこの曲の練習に一時間弱かけました。残り練習時間15分です。
目覚めよと呼ぶ声あり/カンタータNo.140
2ndメロディーソロを1オクターブ下げた点で、後半を検討するために残り15分を使いました。
メロディーソロといっても果たしてどんなメロディーなのか、聴く人がそれがメロディーと認識して聴けるように演奏しなければダメです。変なアクセントがついていないか、認識しやすい正しい抑揚で演奏しているかを、逐一チェックしていきます。ただ楽譜通りに大きな音で弾けば良いというものではありません。この練習をやってみて初めてこんなメロディーなのかと気づいたりしました。
練習時間5分超過で終了しました。
では、今回はこれにて。
編成は全て、
アルトギター1 : コジューロー
アルトギター2 : Nさん
バスギター : Mさん
によるギター三重奏です。
先ずは通し録音から。
目覚めよと呼ぶ声あり/カンタータNo.140(J.S.バッハ作曲)
録音テイク4
各自、しばらく指慣らしをしてから録音のスイッチを入れ、スタートです。前回から2ndソロを1オクターブ下げました。前回の練習で前半については大体感じがつかめましたが、後半はぐちゃぐちゃの感じでしたから、演奏しながら後半の2ndソロに注意してみようと試みたのですが、コジュロー自身もまだ自分のパートを弾くことが一杯一杯で、その余裕がありませんでした。後でこの録音を聴いて、という事になります。
主よ人の望みの喜びよ/カンタータNo.147(J.S.バッハ作曲)
録音テイク4
この曲もしばし指慣らしをしてから録音スタートです。コジューローとしてはテーマ冒頭のクレッシェンドを意識して演奏してみました。それと出来るだけミスをしないようにと思って弾きました。でもラスト前の1音をミスってがっかり。ノーミスで弾くのはやはり難しいですが、ノーミスが当たり前になるくらいになりたいと思いますし、それって無理なことなんでしょうか・・・。
羊は安らかに草をはみ/カンタータNo,208(J.S.バッハ作曲)
録音テイク4
この曲も各自しばし指慣らしをしてから録音スタート。リタルダンドとアテンポの繰り返し・・・、大分さまになって来たようで、それなりに合ってきました。ですが、曲想の詰めはまだまだこれからです。ディナーミクもまだ考慮されていません。
次に詳細練習です。どの曲からやりますか?との問いに、Mさんより「主よ・・」との返答がありましたので、その曲から始めました。
主よ人の望みの喜びよ/カンタータNo.147
先ず1回通してから感想を聞きました。Nさんより、「始めからガンガン行き過ぎていて盛り上がりがない。初めは少し抑えて、徐々に盛り上がるのが良いと思う。」との意見があり、それを考慮して2回目の通し。
だいぶ良くなった感じがします。やはり朴然と弾くのではなく、何らかの意識を持って気持ちを込めて弾いた方が良い演奏になります。当たり前ですが、忘れてしまう事が多いですね。
コジューローは「この曲のイメージは?」と、二人に問いました。コジューロー的には、雲から漏れる一筋の光、それが二筋になり三筋になり、次第に増えていって最後は燦然と輝くイメージ。また、透明感のあるクリスタルなイメージ。あるいは宇宙の広がりのようなものを感じると述べました。するとNさんが、クリスタルの冷たい感じではなく、マリア様の愛に包まれた暖かな感じがする、キリストよりもマリア様の方が合っていて、曲が進むに従って、その愛に包まれた感じがどんどん大きくなり涙があふれてくる、と述べました。コジューローはNさんの感覚に水をさすつもりはありませんでしたが、バッハはルター派の教会に居たのだからプロテスタントのはずで、マリア信仰は無いんじゃないかな、と言ってしまいました。そこからしばしカトリックとプロテスタントの話になってしまいましたが、Mさんが自分の意見を特に述べるでもなく、うなずきながら反応していました。Mさんのこの曲に対するイメージは聞きそびれてしまいましたが、宇宙的な感覚という点では、Nさんとコジューローのイメージが一致しました。しかしまあこれは全く違う方向でなければ、各人各様で良いと思います。大事なのはちゃんとイメージを持って演奏することですね。
では各々のイメージを持ってもう一回。うん、随分良い感じになってきました。
ということで、さらにもう一回。 今度はNさんとMさんは各自録音機のスイッチを入れました。コジューローは練習の間は、通して録音しています。Nさんが「スイッチを入れるとミスったりするんだよね。」とボソッと言いました。その時コジューローの心の中で「そうだよね。」と言う声と「それじゃダメなんだよ!」と言う声が火花を散らしました。テイクNO.は着けずにスタート。演奏を終えてMさんが嘆き声をもらしました。「くやし〜!」・・という事はどういう結果だったかはご想像にお任せ致します。
徐々に盛り上げていくという感覚がついてきました。するとNさんが、「今日この場でという事ではないけれど、この先どこでどのくらいどうするかという設計図をひく必要があるね。」と言いました。その通りです。まあ追々となるでしょうが・・・。
次に部分的な検討に入りました。後半のあるフレーズで突如現れる2ndの休符の意味がわからない、との事で、検討に入ります。そこのフレーズは1st のメロディーが2拍子になるフレーズで(楽譜は3拍子のままだが、音形が2拍子)その休符のところに、音符を一つ当てはめることで違和感が無くなることを発見し、そうすることにしました。・・・しかし、今これを書きながら、本当にそれで良いのか?と思い直しています。もしかすると、そこを休符にする効果に、私たちが気づいていないのかも知れません。もう少しよく考えてみたいと、今思っています。
今回はこの曲の練習に一時間弱かけました。残り練習時間15分です。
目覚めよと呼ぶ声あり/カンタータNo.140
2ndメロディーソロを1オクターブ下げた点で、後半を検討するために残り15分を使いました。
メロディーソロといっても果たしてどんなメロディーなのか、聴く人がそれがメロディーと認識して聴けるように演奏しなければダメです。変なアクセントがついていないか、認識しやすい正しい抑揚で演奏しているかを、逐一チェックしていきます。ただ楽譜通りに大きな音で弾けば良いというものではありません。この練習をやってみて初めてこんなメロディーなのかと気づいたりしました。
練習時間5分超過で終了しました。
では、今回はこれにて。