2017年12月30日
職場でギターソロ演奏(3回目)
2017年12月18日(月)〜22日(金)
先週の月曜日から金曜日の5日間、職場でギターを弾きました。
コジューローは現在、自宅近くのとある機能訓練型デイサービスで送迎運転手をしています。職場でのギター演奏は4月に続き今年2回目、通算では3回目です。本当は今年10月くらいにと思っていたのですが、職場とコジューロー自身の都合が噛み合わず、12月へとずれ込んでしまいました。12月といえばクリスマス・・・ということで、クリスマスミニコンサートという形で、デイサービスのご利用者さまに向けて、演奏会を行いました。
先週の月曜日から金曜日の5日間、職場でギターを弾きました。
コジューローは現在、自宅近くのとある機能訓練型デイサービスで送迎運転手をしています。職場でのギター演奏は4月に続き今年2回目、通算では3回目です。本当は今年10月くらいにと思っていたのですが、職場とコジューロー自身の都合が噛み合わず、12月へとずれ込んでしまいました。12月といえばクリスマス・・・ということで、クリスマスミニコンサートという形で、デイサービスのご利用者さまに向けて、演奏会を行いました。
コジューローの勤め先のデイサービスは半日型で、ご利用者様は午前の方と午後の方がいらっしゃいます。コジューローの運転手としての仕事は、朝は午前の方をお迎えに行き、昼に午前の方を送ってその足で午後の方をお迎えに行き、夕方、午後の方をお送りするという段取りです。演奏はボランティアです。ご利用者様たちが機能訓練の運動を終えた後のお茶の時間に演奏します。演奏後、即運転手の業務につき、ご利用者様たちをお送りします。ですから演奏は午前の部と午後の部の一日2回、五日間でトータル10回という結構ハードです。でも、ご利用者様が(コジューローの拙い演奏にもかかわらず)結構喜んでくださるので、それを励みに頑張って5日間10公演弾き通しました。
では今回演奏した曲をちょっと解説します。1〜4は全てプライムギターによる独奏です。
1.やさしく歌って
チャールズ・フォックス(アメリカ)作曲
1971年に作られたポピュラーソングです。インスタントコーヒー・ネスカフェのCMソングで有名ですね。ご利用者様たちには、この曲を聴くとコーヒーが飲みたくなりますよ・・と、曲紹介しました。
使用した楽譜は、コジューローがF校第2部生の時に、ステージ表現法の授業でK先生が教材として配布されたものです。編曲者は生憎書かれていないので不明です。
演奏は暗譜(他の曲も全て)で行いました。
2.ミスティー
ジャズピアニストのエロル・ガーナーが作曲(1954年)したバラードです。
昔、NHK教育テレビの「ギターを弾こう」という番組で、講師のアントニオ古賀さんがテーマ曲として演奏していました。もちろんアントニオ古賀編です。その演奏に魅せられたコジューローは、本屋でテキストを買い、このミスティーを懸命に練習しました。でも当時はとても人前で弾ける演奏にはなりませんでした。今はどうには恰好がつくようになったような気がしますので、恥ずかしながら演奏しました。
3.蘇州夜曲
服部良一作曲の昔懐かしい歌謡曲です。李香蘭こと山口良子さんが歌う事を前提に作られた曲で、映画「支那の夜」(昭和15年)の劇中歌として発表されたとのことです。渡辺はま子さんと霧島昇さんがレコーディングしていますね。
ギターソロは田嶌道生さんの編曲を演奏しました。
4.オルフェの歌(黒いオルフェ)
ブラジルのボサノバギタリスト、ルイス・ボンファが作曲した、映画「黒いオルフェ」の有名なテーマ曲ですね。いろんなギタリストがいろんな編曲で演奏していますが、今回コジューローが弾いたのは、本橋正人編「ボサギター教本」の中からボサ・ノバの独奏練習の教材として掲載されていた楽譜を使いました。この教本の発効日が昭和46年7月30日となっていますから、コジューローが高校生のころに買ったもののようです。まだ結構綺麗ですから、この教本ではあまり練習してないようですなぁ。表紙のバーデンパウエルの写真が格好良くて買ったものかも知れません。でもこの教本でボサ・ノバの基本リズムを覚えて得意になっていた覚えはあります。まぁ大昔のお恥ずかしい話ですけど・・・。
ギターのソロ演奏はこの4曲で終了です。が、クリスマスミニコンサートと言いながらクリスマスの曲が1曲もありませんでしたので、ラストにクリスマスの歌を皆で歌いましょうと言って歌詞カードを配りました。
5.きよしこの夜(聖夜)
グルーバー作曲。グルーバーさんは小学校教師で教会オルガン奏者です。1818年12月25日オーストリアのオーベルンドルフの聖ニコラウス教会で初演されました。
新堀ギターのキャンドルコンサートで毎回のように聴く話があります。それはこの「きよしこの夜」という曲はギターで作られたという話です。デイサービスのご利用者様たちにもその話をしました。
クリスマスイブの前日、教会のオルガンが壊れて音が出ない事態がおこりました。これではクリスマスに歌う賛美歌の伴奏が出来ません。そこで、オルガン奏者のグルーバーさんはギターを持っていたので、ギターの伴奏で皆で歌える曲を一晩中懸命に考えて作り上げました。それがこの「きよしこの夜」です。ではその当時と同じように、ここでギターの伴奏で、皆さんご一緒に「きよしこの夜」を歌いましょう。
みなさん大きな声で歌ってくださいました。中には声楽家顔負けの美声でお歌いになるお年寄りも居て、驚くやら感動するやら・・・、ああやっぱり最後に歌を入れてよかったなあ、と思いました。
そして、これを10公演。(一般公開していないので公演ではないけれど、まっいいか。)
ご利用者様たちを車で送って、一人一人お降りになった際、何人かの方から、「素敵なクリスマスを、ありがとうございます。」と言われました。この一言がとても嬉しくて、・・・こちらこそ、ありがとうございます・・・と、幸せな気持ちになりました。やっぱり音楽は素晴らしい!!
では、これにて終了です。
では今回演奏した曲をちょっと解説します。1〜4は全てプライムギターによる独奏です。
1.やさしく歌って
チャールズ・フォックス(アメリカ)作曲
1971年に作られたポピュラーソングです。インスタントコーヒー・ネスカフェのCMソングで有名ですね。ご利用者様たちには、この曲を聴くとコーヒーが飲みたくなりますよ・・と、曲紹介しました。
使用した楽譜は、コジューローがF校第2部生の時に、ステージ表現法の授業でK先生が教材として配布されたものです。編曲者は生憎書かれていないので不明です。
演奏は暗譜(他の曲も全て)で行いました。
2.ミスティー
ジャズピアニストのエロル・ガーナーが作曲(1954年)したバラードです。
昔、NHK教育テレビの「ギターを弾こう」という番組で、講師のアントニオ古賀さんがテーマ曲として演奏していました。もちろんアントニオ古賀編です。その演奏に魅せられたコジューローは、本屋でテキストを買い、このミスティーを懸命に練習しました。でも当時はとても人前で弾ける演奏にはなりませんでした。今はどうには恰好がつくようになったような気がしますので、恥ずかしながら演奏しました。
3.蘇州夜曲
服部良一作曲の昔懐かしい歌謡曲です。李香蘭こと山口良子さんが歌う事を前提に作られた曲で、映画「支那の夜」(昭和15年)の劇中歌として発表されたとのことです。渡辺はま子さんと霧島昇さんがレコーディングしていますね。
ギターソロは田嶌道生さんの編曲を演奏しました。
4.オルフェの歌(黒いオルフェ)
ブラジルのボサノバギタリスト、ルイス・ボンファが作曲した、映画「黒いオルフェ」の有名なテーマ曲ですね。いろんなギタリストがいろんな編曲で演奏していますが、今回コジューローが弾いたのは、本橋正人編「ボサギター教本」の中からボサ・ノバの独奏練習の教材として掲載されていた楽譜を使いました。この教本の発効日が昭和46年7月30日となっていますから、コジューローが高校生のころに買ったもののようです。まだ結構綺麗ですから、この教本ではあまり練習してないようですなぁ。表紙のバーデンパウエルの写真が格好良くて買ったものかも知れません。でもこの教本でボサ・ノバの基本リズムを覚えて得意になっていた覚えはあります。まぁ大昔のお恥ずかしい話ですけど・・・。
ギターのソロ演奏はこの4曲で終了です。が、クリスマスミニコンサートと言いながらクリスマスの曲が1曲もありませんでしたので、ラストにクリスマスの歌を皆で歌いましょうと言って歌詞カードを配りました。
5.きよしこの夜(聖夜)
グルーバー作曲。グルーバーさんは小学校教師で教会オルガン奏者です。1818年12月25日オーストリアのオーベルンドルフの聖ニコラウス教会で初演されました。
新堀ギターのキャンドルコンサートで毎回のように聴く話があります。それはこの「きよしこの夜」という曲はギターで作られたという話です。デイサービスのご利用者様たちにもその話をしました。
クリスマスイブの前日、教会のオルガンが壊れて音が出ない事態がおこりました。これではクリスマスに歌う賛美歌の伴奏が出来ません。そこで、オルガン奏者のグルーバーさんはギターを持っていたので、ギターの伴奏で皆で歌える曲を一晩中懸命に考えて作り上げました。それがこの「きよしこの夜」です。ではその当時と同じように、ここでギターの伴奏で、皆さんご一緒に「きよしこの夜」を歌いましょう。
みなさん大きな声で歌ってくださいました。中には声楽家顔負けの美声でお歌いになるお年寄りも居て、驚くやら感動するやら・・・、ああやっぱり最後に歌を入れてよかったなあ、と思いました。
そして、これを10公演。(一般公開していないので公演ではないけれど、まっいいか。)
ご利用者様たちを車で送って、一人一人お降りになった際、何人かの方から、「素敵なクリスマスを、ありがとうございます。」と言われました。この一言がとても嬉しくて、・・・こちらこそ、ありがとうございます・・・と、幸せな気持ちになりました。やっぱり音楽は素晴らしい!!
では、これにて終了です。