2019年11月13日

ギターアンサンブル「つばさ」430

11月12日(火) 練習
毎週火曜日は「つばさ」練習日。
という事で昨日のギターアンサンブル「つばさ」です。

場所:新堀ギター本館5F小アンサンブル室1
時間:19:30 〜 21:00
出席:Nさん、Sさん、Mさん、コジューロー

 Nさんとコジューローが本館に着いたのは19時ちょい前でした。Mさんより「少し遅れる」とメールが入りました。Mさん、今月は仕事がかなり忙しいとの事で先週はお休みでしたが、今日は出席できるようでほっとしました。 

 先週の本館5Fは学生たちでにぎやかでしたが、今週は閑散としていました。ロビーで練習している方が1人だけ、小アンサンブル室1も空いていました。Nさんとコジューローは早速練習室に入って「つばさ」練習の準備をしました。
 19時半ちょい前にSさんが到着。Mさんはまだですが、3人で練習をスタートしました。

編成は、
 1stアルトギター:コジューロー
 2ndアルトギター:Nさん
 プライムギター:Sさん
 バスギター:Mさん
によるギター四重奏です。

フーガ/半音階的幻想曲とフーガBWV903より(J.S.バッハ作曲/平倉〜つばさ編)
 前回はこの曲の練習の前に基礎技巧練習を少し行いました。当分の間続けて行っていく予定ですが、技巧練習はMさんが来てからすることにして、曲練習から始めましたが、しばらくしてMさんが到着
したので、基礎練習に切り替えました。
 前回から始めた基礎練習ですが、Mさんは初めてでしたので、方法を説明してスタートです。先ず音階による右手のリズム練習ですが、アルトギター、プライムギター、バスギターで同時に弾くので、アルトとバスはト長調の音階、プライムギターはニ長調の音階を弾きます。次に左手の半音階とポジション移動の練習を行いますが、これはアルトギター及びバスギターは1弦で、プライムギターは2弦で行う事で、同時に同じ練習をできるようにしました。どちらもメトロノームを鳴らして、出来るだけ鋭いタッチで正確に弾ける様に練習します。これらの練習は、この曲(フーガ)を演奏するための準備練習ですので、この曲の最終仕上げテンポを見越して行う練習ですから、そのつもりで取り組んで行きたいと思います。
 先週と今週は練習方法の説明もありましたので、基礎練習に少々時間をかけましたが、次回からは5分以内で出来るようになると思います。では次に曲練習に入ります。
 メトロノームで四分音符=66を鳴らしてスタートです。先ず1回通し・・・が、通りません。途中ストップで少し戻して再スタート。また危うい感じはありましたが強引に進めて、とりあえずラストまで弾き切りました。
 ラストでバスソロの締めくくりがあり、ここが超難関です。32分音符の連続で、バスギターでこれをインテンポで弾くのは物理的にほとんど不可能に近いのですが、アゴーギクとスラー奏法を駆使して、イメージを損なわないように工夫します。Mさんの弾き方を見ると、やや難しい運指を使っているようでしたので・・・バスギターの音としては、その運指のほうが良いと思いますが、その運指で今後練習して行ってどこまでテンポUP出来るのか・・・その辺を考えて運指を決めているのか???・・・そもそもこの曲、Mさんが持ち込んだ曲で、自分でその超難しい所をバスで弾く楽譜にしておいて、一体どう仕上げるつもりなのか・・・全く理解できません。コジューローはこの部分どう弾いたらおかしくないテンポで弾けるか、すぐは無理でも1ヵ月練習すれば弾ける様になると思われる運指を考えました。そしてその方法をMさんにアドバイスしました。Mさんにはそれを基にさらに練習、工夫してもらいたいと思います。
 メトロノーム66での練習が、なかなか卒業できません。慣れてきて指が勝手に動き、16分音符の連続で早くなってしまって合わなくなる。このテンポで練習する目的は、これを克服することです。鋭いタッチできっちりそのテンポの中に全ての音符を入れること。全ての音符を意識して正確なタイムで演奏すること。自分がどの部分でそれが不正確になるかを知り、それを克服すること。まずこれをきちんとやっておかないと、テンポを上げられません。このテンポできちんとできないものが、テンポを上げて出来るはずがないからです。コジューローの予定では10月一杯でメトロノーム66を卒業する予定でした。既にズレ込んでいますが、11月中には卒業したい旨、この日メンバーに伝えました。3月の本番に向けて、もうギリギリとコジューローは感じています。メンバーに未だその危機感は感じられません。このまま行くとまた中途半端な演奏をすることになりかねません。かといってあまりハッパをかけるのも、どうかと思うし・・・。う〜ん、ジレンマ・・・。

 残り練習時間が30分を切りました。練習順からすれば次は「イタリアーナ」ですが、イタリアーナは曲想の細かい練習に入っているので、始めると終えられなくなりそうなので「トルコ行進曲」を先に練習することにしました。トルコ行進曲は楽譜を配布してからまだ2,3回しか練習していませんので、こちらを優先しました。

トルコ行進曲(ベートーベン作曲/つばさ編)
 前回同様、メトロノームで四分音符=64とその裏音も鳴らして練習スタートです。アーティキュレーションを確実に表現できるように、具体的にはアクセント、ピチカート、テヌートの表記を確実に守って、と前置きして、先ずは一回通しました。・・・アクセントが弱い。それと、中間部のプラガールがはっきりしない・・・。と感じました。
 そこで次は、コジューロー(1st)は弾かずに3人で弾いてもらいました。
 1フレーズ弾いたところでストップ。やっぱりアクセントが弱い。ズン!タッタッタッ、ズン!タッタッタッ、のズンをもっとしっかり、とコジューローは歌って指示しました。トルコ行進曲ってどんなイメージなのか、も、少し話して、もう一度弾いてもらいました。
 次に中間部、プライムとバスのプラガールによる伴奏部分です。ここは親指のみで和音をダララランとアルペジオ風に演奏するところですが、プライムとバスが2音ずつ受け持っています。微妙にズラしてダラララン、ダララランと演奏するのは非常に難しいので、同時に弾く感じで、ダラン、ダランと聞こえれば十分感じがでるので、そう弾いてもらうように練習しました。
 ここまでで、時間切れ。練習終了です。

 今回は「イタリアーナ」は練習できませんでした。「イタリアーナ」もまだまだやっておかなければならない事が沢山あるので、今後も時間がかかるでしょう。一度練習して(「つばさ」の合わせ練習で)覚えたことは、各自復習して、個人練習でさらにブラッシュアップしていってほしいと思います。

 では、今回はこれにて。


kiplan at 12:42│Comments(0)clip! ● つばさ 

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