2020年02月12日
ギターアンサンブル「つばさ」441
2月11日(火) 強化練習
毎週火曜日は「つばさ」練習日。
という事で昨日のギターアンサンブル「つばさ」です。
場所:新堀ギター本館5F小アンサンブル室1
時間:16:00 〜 19:00
出席:Nさん、Sさん、Mさん、コジューロー
「建国記念の日」戦前は「紀元節」と呼んでいました。初代神武天皇が即位した日ということなのですが、実際の日付は分からないので、即位したとされる年の1月1日(旧暦)を、制定した年(新暦)の日付に換算して2月11日と定めたようです。「建国記念日」とすると、その日こそが建国した日という意味になりますが、建国を祝う為の日という意味で「建国記念の日」という名称になったようですね。我が国は神話からず〜と続いて来ている国なので、実際の日付が分からないのは当たり前ですし、どうしても歴史上の節目をつけたいのなら、戦前のように「紀元節」とした方が腑に落ちる気がします。
それはさておき、とにかく祝日でしたので、早めに集まって時間を延長して練習することになりました。
毎週火曜日は「つばさ」練習日。
という事で昨日のギターアンサンブル「つばさ」です。
場所:新堀ギター本館5F小アンサンブル室1
時間:16:00 〜 19:00
出席:Nさん、Sさん、Mさん、コジューロー
「建国記念の日」戦前は「紀元節」と呼んでいました。初代神武天皇が即位した日ということなのですが、実際の日付は分からないので、即位したとされる年の1月1日(旧暦)を、制定した年(新暦)の日付に換算して2月11日と定めたようです。「建国記念日」とすると、その日こそが建国した日という意味になりますが、建国を祝う為の日という意味で「建国記念の日」という名称になったようですね。我が国は神話からず〜と続いて来ている国なので、実際の日付が分からないのは当たり前ですし、どうしても歴史上の節目をつけたいのなら、戦前のように「紀元節」とした方が腑に落ちる気がします。
それはさておき、とにかく祝日でしたので、早めに集まって時間を延長して練習することになりました。
コジューローが車で自宅を出たのは14:00でした。Nさん宅に寄りNさんを乗せて、小田原市内から西湘バイパスまではスイスイと来ました。ところが藤沢市内に入って渋滞に捉まりました。余裕を持って出てきたはずが、本館に着いたのは16時5分前くらい、練習開始予定時刻ギリギリでした。
既にMさんとSさんは到着していました。Mさんは大分早く来て練習していたようです。コジューロー達もさっさと支度をして、16時ちょい過ぎ、練習スタートです。
編成は、
1stアルトギター:コジューロー
2ndアルトギター:Nさん
プライムギター:Sさん
バスギター:Mさん
によるギター四重奏です。
この日の練習予定時間は16:00〜20:00の4時間です。いつもは1時間半ですから、みっちりできます。しかし、余裕をこいてると直ぐに時間は経ってしまうので、無駄なく練習できるようにコジューローは練習すべき内容とその時間配分を練ってきました。そのメモを見ながら、いつもの曲順で練習スタートです。
フーガ/半音階的幻想曲とフーガBWV903より(J.S.バッハ作曲/平倉〜つばさ編)
先ずはいつもの基礎技巧練習からです。確認の為、練習の目的と注意事項(というか、練習効果を上げるために意識しておくべき事)を先に述べてから始めました。練習内容はいつもと同じです。
次に曲練習に入りました。M.M.=82で鳴らして、先ずは一回通し。危ない個所はありましたが、なんとか止まらずに最後まで行けました。本番まであと1ヵ月ちょい。この時点で通して弾けないようではヤバいので、先ず一点は突破したと言って良いでしょう。
部分練習は今回は第二段落へ入りました。前々回が第三段落、前回が第一段落、そして今回の第二段落が終われば一通りのチェックが終了します。弾く練習に入る前に、第二段落の構成について、コジューローの見解を述べました。小節を追いながら、どのパートとどのパートが絡んでくるといった細かな内容です。それらを把握した状態で自分のパートをどう弾くかを考えて欲しいと思うからです。フーガですからどのパートも対等です。パートどうしの絡み合いや追いかけっこを、どれだけ表現できるかがこの曲の面白みだと思います。第二段落内をさらに三つの段落に分けて、それぞれの違いを把握してから、実際に弾く練習に入りました。
先ず、第二段落の入りの練習。ガツンと入るための呼吸の練習が主ですが、その為に先ず単独で入る練習をした後、第一段落の終わりから第二段落へ入る練習をしました。
そして、その後の展開へと練習を進めて行き、なんだかんだと絡み合いがあって、第二段落の終わりから第三段落へ入る練習まで行きました。
ここまでで練習開始から2時間弱経過しています。フーガの練習を終えてから休憩を挟もうと思っていましたが、大分疲れてきたので、ここで小休止を取る事にしました。
Nさんが持参の「塩どら焼き」を皆に配りました。少し前に寒川神社で買ってきた物で、実は先週配る予定が忘れて、一週間遅れになってしまいました。賞味期限1日前でなんとか間に合いました。「うん、結構美味しい。」自販機で缶コーヒーを買ってきて、ほっと一息です。
Sさんが電話をしています。その電話、職場からとの事で、なんと仕事が入ってしまい、あと1時間ほどで出なければならないとのこと。が〜ん!これで準備してきた練習計画は吹っ飛びました。フーガの第三段落と第一段落の復習を少しして、1回通して録音してから、他の曲の練習に入る予定でしたが、そんな時間は無くなりました。フーガはここまでにして(一通り内容の確認は出来ましたので・・・)次の曲の練習に入ることにしました。
イタリアーナ/リュートの為の古風な舞曲とアリア第3組曲より(レスピーギ作曲/寺田編)
M.M.=98を鳴らして基本テンポを確認し、メトロノームを止めて、先ず1回通し。が、フレーズの終わりが妙に間延びしておかしな演奏になってしまうので、止めました。先週までやって来たアゴーギクの練習が尾を引いている様です。アゴーギクの練習は、その方向性を体得するために極端な速度変化をつけて練習しました。もうそれは出来て次の段階へ行くつもりでしたが、考えてみればMさんはその練習をしたのは先週のみで皆より1回少ない。Sさんから「もう身についてるからいいんじゃないか。」との意見もありましたが、念のためもう1回だけアゴーギク練習をすることにしました。
アゴーギク練習で1回通し。おおむね良しとして、ここからは次の段階の練習に移行しました。
通常練習で1回通し。4小節ごとのフレージングが完璧に出来上がっています。流れもサウンドも美しくなりました。アゴーギク練習の成果がはっきり出ています。そこで次の段階に進みます。
4小節ごとのフレージングを8小節ごとに変えます。と言っても2小節X4の8小節ではなく、4小節X2の8小節です。ですから基本的にはあまり変わりません。4小節で一つというとらえ方を、4小節が二つで一つというとらえ方にするということです。4小節の表と裏とでも言いましょうか、そういう塊でとらえて演奏します。実際に弾いてみました。まだしっくり行きませんが方向性を示すことは出来たと思います。これまで無視してきた、途中のリタルダンドもこれにより意味が出てきます。
最後にエンディングの練習をして、この曲の練習を終えました。
8小節フレージングの練習はまだしっくりきていないので続ける必要がありますが、今後は合わせの精度を上げることも課題として行きます。仕上げ段階に入ってきました。
トルコ行進曲(ベートーベン作曲/つばさ編)
M.M.=84をメトロノームで確認して、止めて練習スタートです。体の上下運動を意識して先ず1回通し。ラストのアッチェルも練習課題の一つです。
次に、前回の練習の録音を自宅で聴いて気になった部分がありましたので、そこを取り出して練習しました。そして予定では、要所要所でタメを作る練習もしたかったのですが、時間が無くなりました。ラスト1回通して練習終了です。
4時間の強化練習の予定が3時間になってしまいましたが、それでもいつもの倍の時間、練習ができました。トルコ行進曲はあまり練習できませんでしたが、まあ何とか仕上げに持って行けると思います。問題は何と言ってもフーガですね。内容はともかく技巧的に難しいので、各自の練習が物を言うと思います。コジューロー自身も練習が足りていないと感じていますが、下手をすると故障する恐れもあるので、難しいところではあります。メンバーの皆さんにも故障しないように頑張ってほしい・・・なんて難しい注文ですね。
残り1ヵ月ちょい。相手にとって不足なし!
では、今回はこれにて。
既にMさんとSさんは到着していました。Mさんは大分早く来て練習していたようです。コジューロー達もさっさと支度をして、16時ちょい過ぎ、練習スタートです。
編成は、
1stアルトギター:コジューロー
2ndアルトギター:Nさん
プライムギター:Sさん
バスギター:Mさん
によるギター四重奏です。
この日の練習予定時間は16:00〜20:00の4時間です。いつもは1時間半ですから、みっちりできます。しかし、余裕をこいてると直ぐに時間は経ってしまうので、無駄なく練習できるようにコジューローは練習すべき内容とその時間配分を練ってきました。そのメモを見ながら、いつもの曲順で練習スタートです。
フーガ/半音階的幻想曲とフーガBWV903より(J.S.バッハ作曲/平倉〜つばさ編)
先ずはいつもの基礎技巧練習からです。確認の為、練習の目的と注意事項(というか、練習効果を上げるために意識しておくべき事)を先に述べてから始めました。練習内容はいつもと同じです。
次に曲練習に入りました。M.M.=82で鳴らして、先ずは一回通し。危ない個所はありましたが、なんとか止まらずに最後まで行けました。本番まであと1ヵ月ちょい。この時点で通して弾けないようではヤバいので、先ず一点は突破したと言って良いでしょう。
部分練習は今回は第二段落へ入りました。前々回が第三段落、前回が第一段落、そして今回の第二段落が終われば一通りのチェックが終了します。弾く練習に入る前に、第二段落の構成について、コジューローの見解を述べました。小節を追いながら、どのパートとどのパートが絡んでくるといった細かな内容です。それらを把握した状態で自分のパートをどう弾くかを考えて欲しいと思うからです。フーガですからどのパートも対等です。パートどうしの絡み合いや追いかけっこを、どれだけ表現できるかがこの曲の面白みだと思います。第二段落内をさらに三つの段落に分けて、それぞれの違いを把握してから、実際に弾く練習に入りました。
先ず、第二段落の入りの練習。ガツンと入るための呼吸の練習が主ですが、その為に先ず単独で入る練習をした後、第一段落の終わりから第二段落へ入る練習をしました。
そして、その後の展開へと練習を進めて行き、なんだかんだと絡み合いがあって、第二段落の終わりから第三段落へ入る練習まで行きました。
ここまでで練習開始から2時間弱経過しています。フーガの練習を終えてから休憩を挟もうと思っていましたが、大分疲れてきたので、ここで小休止を取る事にしました。
Nさんが持参の「塩どら焼き」を皆に配りました。少し前に寒川神社で買ってきた物で、実は先週配る予定が忘れて、一週間遅れになってしまいました。賞味期限1日前でなんとか間に合いました。「うん、結構美味しい。」自販機で缶コーヒーを買ってきて、ほっと一息です。
Sさんが電話をしています。その電話、職場からとの事で、なんと仕事が入ってしまい、あと1時間ほどで出なければならないとのこと。が〜ん!これで準備してきた練習計画は吹っ飛びました。フーガの第三段落と第一段落の復習を少しして、1回通して録音してから、他の曲の練習に入る予定でしたが、そんな時間は無くなりました。フーガはここまでにして(一通り内容の確認は出来ましたので・・・)次の曲の練習に入ることにしました。
イタリアーナ/リュートの為の古風な舞曲とアリア第3組曲より(レスピーギ作曲/寺田編)
M.M.=98を鳴らして基本テンポを確認し、メトロノームを止めて、先ず1回通し。が、フレーズの終わりが妙に間延びしておかしな演奏になってしまうので、止めました。先週までやって来たアゴーギクの練習が尾を引いている様です。アゴーギクの練習は、その方向性を体得するために極端な速度変化をつけて練習しました。もうそれは出来て次の段階へ行くつもりでしたが、考えてみればMさんはその練習をしたのは先週のみで皆より1回少ない。Sさんから「もう身についてるからいいんじゃないか。」との意見もありましたが、念のためもう1回だけアゴーギク練習をすることにしました。
アゴーギク練習で1回通し。おおむね良しとして、ここからは次の段階の練習に移行しました。
通常練習で1回通し。4小節ごとのフレージングが完璧に出来上がっています。流れもサウンドも美しくなりました。アゴーギク練習の成果がはっきり出ています。そこで次の段階に進みます。
4小節ごとのフレージングを8小節ごとに変えます。と言っても2小節X4の8小節ではなく、4小節X2の8小節です。ですから基本的にはあまり変わりません。4小節で一つというとらえ方を、4小節が二つで一つというとらえ方にするということです。4小節の表と裏とでも言いましょうか、そういう塊でとらえて演奏します。実際に弾いてみました。まだしっくり行きませんが方向性を示すことは出来たと思います。これまで無視してきた、途中のリタルダンドもこれにより意味が出てきます。
最後にエンディングの練習をして、この曲の練習を終えました。
8小節フレージングの練習はまだしっくりきていないので続ける必要がありますが、今後は合わせの精度を上げることも課題として行きます。仕上げ段階に入ってきました。
トルコ行進曲(ベートーベン作曲/つばさ編)
M.M.=84をメトロノームで確認して、止めて練習スタートです。体の上下運動を意識して先ず1回通し。ラストのアッチェルも練習課題の一つです。
次に、前回の練習の録音を自宅で聴いて気になった部分がありましたので、そこを取り出して練習しました。そして予定では、要所要所でタメを作る練習もしたかったのですが、時間が無くなりました。ラスト1回通して練習終了です。
4時間の強化練習の予定が3時間になってしまいましたが、それでもいつもの倍の時間、練習ができました。トルコ行進曲はあまり練習できませんでしたが、まあ何とか仕上げに持って行けると思います。問題は何と言ってもフーガですね。内容はともかく技巧的に難しいので、各自の練習が物を言うと思います。コジューロー自身も練習が足りていないと感じていますが、下手をすると故障する恐れもあるので、難しいところではあります。メンバーの皆さんにも故障しないように頑張ってほしい・・・なんて難しい注文ですね。
残り1ヵ月ちょい。相手にとって不足なし!
では、今回はこれにて。